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学歴社会の法則   教育を経済学から見直す (光文社新書)
 
 

学歴社会の法則 教育を経済学から見直す (光文社新書) [新書]

荒井 一博
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 近頃の教育問題は、経済学的な知識なしに立ち向かうことができません。
 本書は「教育の経済学」の基本的な考え方を紹介しながら、「なぜ大卒男性の給料は高卒の1・5倍なのか?」「子どもの学歴を上げるのは働く母親か専業主婦か? 父親か母親か?」「少人数学級は学力を高めるのか?」など、さまざまな角度から学歴社会のしくみを解き明かします。
 また「英語ネットワークへの投資法」や「いじめの経済学」など、専門の世界においても先駆的で、なおかつ問題解決に有効な視点を提供します。

内容(「BOOK」データベースより)

近頃の教育問題は、経済学的な知識なしに立ち向かうことができません。本書は「教育の経済学」の基本的な考え方を紹介しながら、「なぜ大卒男性の給料は高卒の1.5倍なのか?」「子どもの学歴を上げるのは働く母親か専業主婦か?父親か母親か?」「少人数学級は学力を高めるのか?」など、さまざまな角度から学歴社会のしくみを解き明かします。また「英語ネットワークへの投資法」や「いじめの経済学」など、専門の世界においても先駆的で、なおかつ問題解決に有効な視点を提供します。

登録情報

  • 新書: 269ページ
  • 出版社: 光文社 (2007/12/13)
  • ISBN-10: 4334034314
  • ISBN-13: 978-4334034313
  • 発売日: 2007/12/13
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 経済学という視点, 2008/1/23
レビュー対象商品: 学歴社会の法則 教育を経済学から見直す (光文社新書) (新書)
教育のいろいろな問題を教育学の視点で見ています。
教育を、経済的効果があるのかないのかというとらえ方は、違和感もありますが、一定の説得力はあるように感じました。

教育バウチャー制度、いじめ問題、不適格教師の問題、少人数学級の問題、授業評価制度などについても触れられています。
特に目新しい説を述べているわけではありませんが、経済学で説明されれば、納得できる部分が出てきます。

「道具・体系・独創」という学習方法は、傾聴に値します。
知識や体系を学ばなければ、思考力を鍛えることは不可能だといいます。
そのことから、著者は大学入試は、高校で習う全科目を課すべきだという意見です。

総じて言えば、著者の意見は、いま進んでいる「教育改革」とは逆の方向を目指しているようです。
これからの教育はどの方向で進むべきか考えてみる上で、いい勉強になりました。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 学校選択性・英語教育などについての新たな知見。, 2008/8/29
レビュー対象商品: 学歴社会の法則 教育を経済学から見直す (光文社新書) (新書)
教育学研究で従来より問題視されてきた学歴の問題。
この本は、そんな問題に焦点を絞り、
経済学の視点からその問題の本質を明らかにしてくれる。
教育学者は往々にして経済学的な視点に疎いところがあるので、
こうした文献が増えてくることは歓迎すべきことだと思う。

この著書の見所は、
中盤以降語られる学校選択性・英語教育・少人数学級の分析。
特に学校選択性については、
経済学的な分析だと「推進すべし」となりがちだが、
この書では経済学的に損失が大きいとしており、印象的だった。

他方、最後のほうでは数学と英語の受験指導の問題に触れているが、
試験問題を載せないなど、具体性に欠ける点は否めない。
(本書は縦書きであるため、試験問題を載せること自体も困難だが…)
それでも、基礎・基本の必要性を経済学的に示したり、
教科書の分量や執筆者の専門分野に言及したりと、
それなりに納得させられる部分も見られる。

今後、こうしたアプローチがより教育界に浸透してほしいと思う。
教育問題について考える人に勧めたい一冊である。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 著者の主観に基づく前提が多く紛れ込んでいるように思う, 2011/11/6
By 
モワノンプリュ (Japan) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 学歴社会の法則 教育を経済学から見直す (光文社新書) (新書)
 先行レビューに「前半の学歴コスト論は、ある程度知的好奇心のある人ならたいていは知っている範囲」とあって、まあそんなところかなという印象は抱きながらも明確な数値で示したものを読んだことがなかったので、私には面白かった。ただし、やはり別の先行レビューで数値の取り方に問題があると指摘されているので、とりあえず頭の中の保留ボックスに抛り込んでおこう。
 ただ、そこから後は、あんまり納得できなかった。個別の議論には「ふーん、そんな議論のやり方をするのか」と参考になる部分もあったが、著者の主張には「経済学」を踏み越えて個人的見解というか偏見に基づく組み立てが目につき、違和感があった。
 ページをパラパラ捲って目につくところだけ拾い出すと、例えば「組織の指導者の能力や倫理観を高めることも重要ですが、残念ながらほとんどの管理者が学閥の力によって選ばれているのが現状です」(p72)なんて、もしかすると大学の人事のイメージに引き摺られすぎていないか? あるいは学生による授業評価を批判する件りで、「教育の目的は不完全な人間を一人前にすることなので、不完全な人間である学生の嗜好・欲望のみを満たす教育は誤りです。不完全な人間の評価を重視していたら、不完全な教育しかできません」(p194)なんて発言も、ちょっとドキドキした。
 その他、著者独特の教育観が前面に押し出されて、必ずしも経済学的な見地から出たのではない前提があちこちに入り込むので、構築される全体が経済学的かどうかは疑問だと感じた。
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