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学歴の社会史―教育と日本の近代 (平凡社ライブラリー (526))
 
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学歴の社会史―教育と日本の近代 (平凡社ライブラリー (526)) [新書]

天野 郁夫
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

いつの世も物議を醸す「学歴」は、明治政府の教育方針によって誕生した。しかるに世の人々は、それをどう受け止めてきたのか。近代国家と教育の微妙な関係を探る一冊。解説=竹内洋

内容(「MARC」データベースより)

いつの世にも物議を醸す「学歴」は、明治政府の教育方針によって誕生した。しかるに世の人々は、それをどう受け止めてきたのか。近代国家と教育の微妙な関係を探り、学歴社会の根本にせまる。1992年新潮社刊の再刊。

登録情報

  • 新書: 386ページ
  • 出版社: 平凡社 (2005/01)
  • ISBN-10: 4582765262
  • ISBN-13: 978-4582765267
  • 発売日: 2005/01
  • 商品の寸法: 16 x 11 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 368,464位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 青ち
形式:新書
教育の価値・学校の価値・学歴の価値は、最近若干揺らぎは見えるものの、近代においては自明だと言っていいだろう。

しかし、考えてみれば当然のことだが、それらはあくまで「近代の産物」でしかない。実態上、「士族授産」の手段として始まった学校教育が、いかにして国民的な価値を持つものとなり、学歴が価値あるものと見なされていったのか。本書はその価値の形成史を扱っている。帝大・早慶・その他の私学、さらには東京商大などの草創期のダイナミックな様子や、それぞれの相克などが生き生きと描写されていて興味深い。

ただ、最後にもう一章を設けて、学歴と近代日本との関係から何が見えてくるか、それを問うことにどのような意味があるのか、などについてもう少し突っ込んだ議論を展開してほしかった。「興味深い歴史のお話」で終わってしまうのはもったいない。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 1992年に新潮選書として出版されたものの復刊。

 『試験の社会史』(東京大学出版会,1984年)の姉妹編。合わせて読むと興味深いだろう。

 学歴社会の形成の過程を歴史的に解き明かした好著。明治維新後に士族の生きる道として学歴が必要になったこと、学資はどうしたのか、私学の興隆など、いくつかのテーマから論じられている。細かい部分にまで目配りされているのが素晴らしい。大量の資料を使っており、まさに労作という感じがした。

 もう少し、欧米諸国や中国などとの比較があれば、とも思った。
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