第1章 コロンブスがはじめた征服の歴史
第2章 アメリカの大問題、人種差別と奴隷制のはじまり
第3章 ひと握りの金持ちのための社会
第4章 「建国の父」たちの素顔
第5章 合衆国憲法は本当に画期的だったのか?
第6章 初期アメリカの女性たち
第7章 欲深き指導者たち
第8章 メキシコ戦争
第9章 アメリカ政府が黒人奴隷にしたこと
第10章 政府は誰のもの?
第11章 格差のピラミッド
第12章 軍事介入好きな国、アメリカ誕生
コロンブスが大西洋を横断したときから19世紀末までのアメリカの歴史が、淡々と書かれていました。それは侵略と征服の歴史であり、自由を求めての歴史ではありませんでした。コロンブスは偉大な探検家ではなかったし、リンカーンも偉人ではありませんでした。また、アメリカの奴隷制や人種差別がどのように生み出されたのか、よく分かりました。私は独立戦争や南北戦争をやや美化していたところがありましたが、それが一切なくなりました。そして昔も今もアメリカという国は変わってないと思いました。
今のアメリカを知るには歴史を遡る必要があり、それはコロンブスまで遡らなければ知ることができないと思いました。下巻(20世紀のアメリカ)を読み始めたところですが、おそらく20世紀のアメリカだけを切り出して見ても、アメリカという国は分からないと思います。
アメリカという国がどのように作られていったのか、またなぜ今のようなアメリカになったのか知るのに良い本だと思います。