1.私なりのまとめ
最近の子供は、「人格の基礎部分が弱体化」(p13)しており、学力も低下している。授業も成り立たないところもあると聞く。このような状況では、生きる力も育たない。そこで、学校、家庭、両方において改善が必要である。すなわち、学校(小・中学校)では、最初の授業時間を3分割して、いろいろな課題をこなす「モジュール授業」を提案したい。家庭では、「早寝・早起き・朝ごはん」をして、テレビやテレビゲーム、インターネットは控えるようにすべきである。そうすれば、子供たちはやる気を起こし、知能、学力とも増進する。本書で提案した方法は、山口県山陽小野田市の3,700人の実践で効果があることが明らかになったので、ぜひお試しあれ。
2.評価
授業の工夫や、生活改善のヒントにはなろう。ただ、知能指数の過大な評価が気になる(知能指数は能力の一部との批判を見たことがある)、テレビなどは時間で割り切れるか(番組の質の問題だろう。クイズが知的好奇心をくすぐったり、スポーツ中継がそのスポーツの上達につながるなどの側面は無視?)、生活改善事態は正しくても、実践可能かまだ疑問がある(ベッドタウンでも試したらどうか。労働環境の改善、子供が料理を作ることも提言したほうがいいのではないか)、以上3点で星1つ減らして、星4つとする。