商品の説明
孤独なボウリング
本書はハーバード大学教授である著者が、米国における「社会関係資本」の衰退について論じた書である。
本書はハーバード大学教授である著者が、米国における「社会関係資本」の衰退について論じた書である。
「社会関係資本」とは、市民が自発的にコミュニティーを形成、あるいは参加し、金銭的・物質的な見返りを求めることなく活動する社会的絆を指す。経済行為に関わる「物的資本」や主に高等教育に関わる「人的資本」とともに、豊かな社会づくりには不可欠の財だが、「社会関係資本」を体系的に論じた研究者、書物は欧米でも極めて少なかった。
善意の米国市民が育んだ「社会関係資本」は、宗教団体や労働関連組織からPTAや社交クラブといったものまで社会の隅々に根を張り巡らしてきた。ボウリング場には誰でも参加できるリーグが存在し、ともにゲームに興じれば人種や年齢、職業を超えた絆が生まれ、“愛他主義”に基づく互助活動が行われていた。今ではそれが失われ、黙々と「孤独なボウリング」に興じる市民が増えたと著者は憂える。
本書では様々な統計を読み解きながら、「善意のコミュニティー」の生成と崩壊の歴史を丹念に追う。伝統的な家族構造の衰退や、企業の巨大化、グローバル化の影響を負の要因として挙げるなど、日本の社会にとっても、見過ごせぬ教訓を提示している。
(日経ビジネス 2006/05/29 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
内容(「BOOK」データベースより)
つよいアメリカを支えた市民的つながりの減少は、いつ・どこで・なぜ起こったのか?様々な人と人のつながり=社会関係資本が、幸福な暮らしと健全な民主主義にとっていかに重要かを膨大な調査データから立証した全米ベストセラー。
内容(「MARC」データベースより)
強いアメリカを支えた「市民的つながり」の減少は、いつ・どこで・なぜ起こったのか? 人と人のつながり=「社会関係資本」が、幸福な暮らしと健全な民主主義にとっていかに重要かを立証する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
パットナム,ロバート・D.
1941年米国ニューヨーク州ロチェスター生まれ。1970年にイェール大学で学位取得。ミシガン大学を経て、現在ハーバード大学教授。この間ハーバード大学ケネディ行政大学院学長、米国政治学会会長等を歴任した。比較政治学、国際関係を始め広範な領域で多数の編著書、論文を発表している
柴内 康文
1970年千葉市生まれ。1994年東京大学文学部卒、1999年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得。現在同志社大学社会学部助教授。専門はメディア論・コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1941年米国ニューヨーク州ロチェスター生まれ。1970年にイェール大学で学位取得。ミシガン大学を経て、現在ハーバード大学教授。この間ハーバード大学ケネディ行政大学院学長、米国政治学会会長等を歴任した。比較政治学、国際関係を始め広範な領域で多数の編著書、論文を発表している
柴内 康文
1970年千葉市生まれ。1994年東京大学文学部卒、1999年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得。現在同志社大学社会学部助教授。専門はメディア論・コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)