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有栖川有栖の推理小説はその4つを満たしている場合が多く、特にこの「孤島パズル」をはじめとする、いわゆる青春三部作といわれる作品群は「主人公への感情移入」という点で出色の出来だと思う。
この作品では、題名の通り、主人公の学生・アリスがおなじみのマリアや江神部長らと孤島にて謎解きに挑む、というややベタなシチュエーションではあるが、若きアリスの心情が物語の横糸と!なり、同世代の人間にとっては共感を、上の世代の人間にはノスタルジーをかき立ててくれる。もちろん謎解きも本格的ではあるが、やや詰めが甘く、途中で先が読めてしまうのが★一つ減らした理由。
ともあれ、読み返すごとに初恋の人とこの島へ行きたくなってくるような、力強い秀作だと思う。
著者と同じ名前の 有栖川有栖(学生)と、先輩の江神二郎氏が
活躍するシリーズです。
「月光ゲーム」の登場人物+新しい人物がでてきます。
謎解きは私は、だいたい分かってしまいました。
でも、謎解きよりも、美しい描写・殺人の動機・その人達の過去
なんていうか、人それぞれが持っている影の部分を
上手に描いています。
読んで損なしです。
ただ、「月光ゲーム」から順番ですから!
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