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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
玉こんにゃく,
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レビュー対象商品: 孤剣―用心棒日月抄 (新潮文庫) (文庫)
シリーズ2作目。前作は赤穂浪士の物語を絡めながら、又八郎の用心棒生活を描いた傑作であったが、本作は一転、前作で又八郎をおそった佐和との控えめな恋愛模様を絡めながら物語は進んでいく。前作とは方向性が違うので、単純な比較は難しい。シリーズ物はこうでなくてはならないのであろう。マンネリに陥ることが最大の失敗であるからだ。しかしながら本作に流れる、清潔感のある色香はすごい。むせ返るようである。まるで恋愛小説である。時代小説、剣客物というジャンルにとらわれなければ、恋愛小説として女性に読まれるのではないか。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
すまじきものは宮仕えなり,
レビュー対象商品: 孤剣―用心棒日月抄 (新潮文庫) (文庫)
せっかく帰ることができ、恋女房との楽しい生活と思いきや、またまた江戸へ。これだから、すまじきものは宮仕えなどといわれるのであろう。 ただ、江戸での生活が恋あり、サスペンスありで起伏に飛んでいるのが救い。 重苦しい、藤沢周平とは違い、 筆が伸びやかでいい。 私自身は、この作品は恋愛小説部分を楽しんで読んだが、 なかなかに味わい深い。 今風に言えば、完全な不倫(単身赴任男とバツイチ女性)なのだが、 そう感じさせないところがいい。 時代小説というと、おっさん臭さがぷんぷんするが、 高校生ぐらいで読んで、30代位で再読すると、よりおもしろいのではないか。 高校生以上なら万人におすすめできる娯楽作品である。
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
サスペンスとユーモアの両方を味わえるシリーズ2作目です,
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レビュー対象商品: 孤剣―用心棒日月抄 (新潮文庫) (文庫)
第1作では、国元の騒動も一段落したかに見え、ようやく帰藩できた又八郎ですが、藩の存亡を左右する文書を持って江戸へ行った侍がいることがわかり、藩中老の密命により、文書を奪うべく、再び、江戸に向かいます。ところが、密命であり、脱藩の形をとらされ、再び、用心棒稼業で日銭を稼ぐはめになります。文書を持って江戸で逃亡生活を繰り返す腕利きの侍を追いかける息詰まるようなサスペンス性、そして前作でもおなじみの用心棒細谷や口入屋吉蔵とのやりとりにおけるユーモア性に加え、風采はあがらないが腕は立つ用心棒米坂の活躍、侍の追跡を助ける「陰の組」に属する佐知との恋情等、新たな要素も加え、相変わらず面白いシリーズ2作目です。
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