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季語集 (岩波新書)
 
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季語集 (岩波新書) [新書]

坪内 稔典
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

生活習慣や環境の変化に伴う季節感のずれや希薄化がすすんでいます。季語の世界にもそれが反映され、新しい季語が続々と生まれてきました。伝統的な季語に、バレンタインデー、春一番、あんパン、原爆忌などを加えて、三〇〇の季語を選び、解説したネンテンさんの読む歳時記。日々の俳句づくりに役立つよう例句・索引を付載。

内容(「MARC」データベースより)

伝統的な季語に、バレンタインデー、球春、あんパン、サーフボード、俳句の日などの新季語を加えて、300の季語を選び、解説したネンテンさんの今様歳時記。日々の俳句づくりに役立つよう例句・索引を付載。

登録情報

  • 新書: 310ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2006/4/20)
  • ISBN-10: 4004310067
  • ISBN-13: 978-4004310068
  • 発売日: 2006/4/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.4 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:新書
「季語集」と言うからには、もちろん俳句の本であり、実際約300の季語が四季に整理されて、それぞれの代表的な句が紹介されています。

しかし、それ以上に楽しいのは、きちんと9行に収められた作者のその季語に対する思いが、短いエッセー集のように書き込まれています。そこには、日本の四季に対する並々ならぬ思いが漂っています。亜熱帯かし四季の感覚が徐々になくなりつつあるのを惜しむかのようです。同時に、四季折々の伝統行事についても言及され、日本人がなくしつつある四季感を惜しむかのようです。

「季語」と言う特殊な場面ではありますが、耳慣れない言葉も時々出てきます。日本語の持つ深みを感じさせてくれます。

又、いろんな事象のいわれなども書かれており、なるほどそういうことなのかと感心させられる点も数々ありました。

いろんな意味で、楽しく読むことの出来た一冊でした。
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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 2230m
形式:新書
 この本は季語集とはあっても歳時記ではない。俳句・短歌の実作者であり研究者である氏が、独自に選んだ300の季語についての説明というかミニエッセイを付したものである。したがって代表的な季語でも載っていないものがたくさんある一方、「ブルーヘイズ」「鯨来る」「デッキチェア」「サーフボード」「クサギの虫」「赤い河馬」「くすぐりの木」など、ちょっと変わった、あるいは著者が新しい季語として提案しているものがいろいろある。

 前書きの「四季という区切りが登場したことで、日本列島に春夏秋冬という四季が現れた」という言葉に注目。凡百な俳人の「日本は四季が豊かで」云々とさも当然のように済ませるところを氏は鋭く切り返す。私たちは自然を自然のままでは感受しえず、ある言葉や観念・概念を通してはじめて感受できるというのである。至言であろう。自然や宇宙を言葉で表現するのではなく、言葉で自然や宇宙を構築するのである。

 俳句評論や句集に対する私の評価の目安の一つが、「それを読んで自分も俳句を作りたくなるかどうか」だが、各季語の末尾に添えられた二つの例句もなかなかに気のきいた句が多く、私はけっこう創作意欲をかきたてられた。
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