商品の説明
第33回(1997年) 谷崎潤一郎賞受賞
出版社/著者からの内容紹介
芥川賞受賞後第一作。
たとえばあと百年してここに映っているみんながいなくなったあとに、ここに映っている人間の誰一人とも関係のない誰かがこのビデオを見ることがあったとしたら、初期の写真に写っている人たちがそれを見る僕たちにある独特の感慨を喚び起こすように、ここに映っている一人一人が独特の存在感を持ってこれを見る人の記憶にとどまることになるのではないかというようなことを僕は思った。──(本文より)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
たとえばあと百年してここに映っているみんながいなくなったあとに、ここに映っている人間の誰一人とも関係のない誰かがこのビデオを見ることがあったとしたら、初期の写真に写っている人たちがそれを見る僕たちにある独特の感慨を喚び起こすように、ここに映っている一人一人が独特の存在感を持ってこれを見る人の記憶にとどまることになるのではないかというようなことを僕は思った。──(本文より)
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内容(「BOOK」データベースより)
ぶらりぶらりと歩きながら、語らいながら、静かにうつらうつらと時間が流れていく。鎌倉・稲村ガ崎を舞台に、父と息子、便利屋の兄と妹の日々…それぞれの時間と移りゆく季節を描く。平林たい子賞、谷崎潤一郎賞受賞の待望の文庫化。
内容(「MARC」データベースより)
コンビニ本作家の中野は妻と別れ、息子・圭太と二人で鎌倉の稲村ガ崎の借家に引っ越してきた。近所に住む24歳の魅力的な女の子美紗ちゃんと圭太はすぐ仲良しになる。父子をとりまく様々な人間模様を描く。
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著者紹介
1956年山梨県生まれ。鎌倉で育つ。早稲田大学政経学部卒業。81年から93年まで西武百貨店コミュニティ・カレッジに勤務。90年、『プレーンソング』(講談社刊)でデビュー。『草の上の朝食』(93年、講談社刊。第15回野間文芸新人賞)、『猫に時間の流れる』(94年、新潮社刊)、『この人の閾』(95年、新潮社刊。第113回芥川賞)
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