ハナハル、たかみち等に次ぐ気鋭新人発掘の可能性...
1500円はこの雑誌の内容からいって、ほとんどお布施に近い感覚を覚える。
毎回この心躍る思いを得ることが叶うなら、安いものと考えることもできるけども、それにしたってあまりに味気ない思いが募る。
季刊を銘打っているにも関わらず、春、夏と、この雑誌に季節折の旬を感じることはなかった。
作者銘々、一度限りの短編を著すにあたって、もう少し芸を見せてくれてもいいのではなかろうかと思える。
それはこの雑誌の方向性が確立されていない所為もあろうが、その内容があまりに雑多過ぎる。安い同人のように陳腐で、面白くもない。
数ページ程度のHow toもぶっちゃけ要らない。必要なら季刊Sもあるし。
あまりに高尚な内容を望むのは、読み手側にしていささか傲慢であるとは思う。
ただ正直な気持ちは、この程度の路線を貫くつもりだったなら、創刊の表紙にハナハルなんて持ってくるなよ、という憤りだ。