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孔雀狂想曲 (集英社文庫)
 
 

孔雀狂想曲 (集英社文庫) [文庫]

北森 鴻
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

日々是好日? 骨董品をめぐって今日も事件が…。
いつも開店休業状態の下北沢の骨董屋・雅蘭堂。でも人々の思いのこもった「モノ」をめぐって事件が起きれば、雅蘭堂主人は名探偵となって謎を解決! 傑作ミステリ連作短編集。(解説・木田 元)

内容(「BOOK」データベースより)

古美術の周囲にうごめく、人間の欲望や心の闇。悪意と策略が偶然を装い、目利きのもとを訪れる。骨董店・雅蘭堂を舞台にするミステリー短編集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 296ページ
  • 出版社: 集英社 (2005/1/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087477800
  • ISBN-13: 978-4087477801
  • 発売日: 2005/1/20
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 哲学する河童 トップ500レビュアー
形式:文庫
骨董をテーマにしたミステリーの、連作短編集。
著者の同じ骨董を扱った「冬狐堂」シリーズと比べて、骨董業界の殺伐とした世界を描きながらもどこか暖かい感じを受ける。
だから全体の雰囲気としては「冬狐堂」シリーズと「香菜里屋」シリーズの中間ぐらいと言えるかもしれない。

本書の登場人物には、極端に善人とか、極端に悪人とか、そういう人物がほとんどでてこない。
悪役として出てくる登場人物も、どこか渋いところがあったりするし、主人公からして完全な善人ではない。
そういったところがリアルで、それぞれのキャラクターを魅力的することになり、ひいては物語全体の面白さにつながる。

解説はハイデガー研究者であり、大のミステリー好きでもある木田元で、北森鴻へのハマりっぷりが書かれていて面白い。

是非続編を出して欲しいと思う。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By say
形式:単行本
 骨董屋さん関連のミステリーだ。
だが、こちらは同じ北森さんの書く宇佐美陶子の登場する
いわば高級品と違い、町の骨董商というのもおこがましいような
小さな古物商が舞台になっている。
 その中で取り上げられるのは、どこかで見かけた事があるものが
多いのでタイトルをみてどれがどれだろうとか想像してみてください。

 そんなよく見かけるものを、伏線と思われぬ伏線を張りながら、
巧妙に進めた短編数作。
 どれも読み終わった後に、頷いてしまう佳品ばかりです。

このレビューは参考になりましたか?
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
骨董店主とアルバイト女子高生のコンビが遭遇する事件を綴った連作短編集。270頁で8篇収録だから、昨今のミステリ短編集としては1篇が短めなのだが、中身が濃く読みでがある。折り返し地点で、ああ、こういうのを後4つも読めるのか!と感動してしまうぐらいである。といってもタッチはあくまで明朗でユーモラス、主人公に妙な陰がないところもいい。女詐欺師などのサブレギュラーも魅力的。骨董ネタだけにペダントリーも豊富で、おいしいところだらけの短編集だ。こういう手間ひまたっぷりかかった短編集には一人でも多くの読者がつくことで報いてあげてほしい。
ところで、最後の「人形転生」の昭和七年の事件の記述はどこをどう勘違いしたのか、あからさまにヘンである。(ミツコはいったい歳いくつなんだ?)修正可能な矛盾なので本書の価値を減じるとは思わないが、この人ほどの名手がなぜ?という点、雑誌から文庫本に至る編集者・校正者、雑誌・初刊本の読者の目をかいくぐってきた点、最大の謎というほかない。
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