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子規は何を葬ったのか―空白の俳句史百年 (新潮選書)
 
 

子規は何を葬ったのか―空白の俳句史百年 (新潮選書) [単行本]

今泉 恂之介
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

子規に「卑俗陳腐」と一刀両断された江戸後期から幕末・明治の俳句。だが意外にもそこには「名句好句」の数々が!松山藩家老奥平弾正、最後に幕臣中島三郎助、土方歳三、漂白の俳人井上井月、さらには無名俳人や女性たちの秀句…。芭蕉・蕪村・一茶の「ビッグ3」から近代俳句の父・子規へ、滔々と流れる俳句史から「消された百年間」を鮮やかに蘇らせる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

今泉 恂之介
1937年東京生まれ。上智大学文学部独文科卒業後、日本経済新聞社に入社。運動部次長、社会部編集委員を経て、論説委員として朝刊コラム「春秋」を担当。その後、中国河南省鄭州大学客員教授、流通経済大学教授を務め、2007年、全国初となる俳句振興のNPO法人「双牛舎」を立ち上げ代表理事に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 250ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/08)
  • ISBN-10: 4106036851
  • ISBN-13: 978-4106036859
  • 発売日: 2011/08
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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いろいろの人間が構成している現実の社会と、かなり主観の強い俳人グループというものを、客観的に評価するよすがに最適の本です。
筆者の主張に、成る程成る程と感心させられました。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
正岡子規は天保以降、つまり、小林一茶亡き後の俳句を愛しながらも「卑属陳腐」切り捨てた。
明治時代、俳句は「第二芸術」などと呼ばれ、芸術には入らないと宣告されたりもしたのである。

子規がいうその理由は「月並」である。「月並」の句の特徴は
・駄じゃれ
・穿ち
・謎
・理知的
・教訓的
・厭味
・小悧巧
・風流ぶる
・小主観
・擬人法等(この「等」とは、なにか発見のない比喩すべてを指すのだろう)

これ、うまい句は作れない僕にもわかるなあ。

で、月並句として子規が挙げるのは
「朝顔に釣瓶取られてもらひ水」加賀千代女
「しばらくは花の上なる月夜かな」松尾芭蕉

どうして子規が、駄句とするかは是非本書で。
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