少子化にともない「子育てしやすい社会」という内容の本が多い中、現状をデータでもって論理的・現実的かつ冷静に分析した説得力のある本。福祉・保育・職場の体制づくり、行政に関わる人には是非読んでもらいたい。国の機関が出している資料よりも、よっぽど実践的かつ役にたつ本である。また理想的な解決策でなく、現実的解決策を導き、残された課題などについても明確に本文中に書かれているところが好印象。ワーキングマザー、子育てに四苦八苦する一母親としては、是非、前田さんのようなしっかりとした基盤と広い視野を持つ方に、国の政策(福祉・教育などの分野)に携わっていって欲しいと思う。