18世紀、パリーー。稀代のプレイボーイ・ヴァルモンと、その愛人であり盟友であるメルトイユ夫人が、清純な少女・セシルに、快楽への道を手引きする…!
ーー発表当時、あまりにもスキャンダラスだったために問題視されたラクロの原作を、さいとうちほが大胆解釈! さいとう氏が22年間も温めてきた、背徳の古典を原作にしたコミックなだけに、含蓄のある台詞が随所に散りばめられています。2人の男女の往復書簡によって物語が進むさまは、現代のメール社会に生きる私たちにとって、ある意味示唆的。男の策略と女の建前をじっくり堪能できる、もはや文学といってもいいくらいの、身もだえするような恋愛ストーリーです。
編集担当者からのおすすめ情報
担当替えがあり、初めてこの作品を読んだときには、実はラクロの小説を元にしているということを知らなかったので、「この漫画で直木賞とれる!!!!」 と思ったほどです(笑) (※もちろん漫画なので直木賞はとれないのですが…) 。貴族で軍人だったラクロの文章は、心理作戦、スパイ情報戦、休戦、突撃といった要素にあふれています。この作品を知らないあなたは、たぶん人生の数パーセントを損しています。異性の心を知りたくなったら、まずはこの作品を手にとってみてください!!
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ほれぼれする美男ぶり,
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レビュー対象商品: 子爵ヴァルモン 1 (フラワーコミックスアルファ) (コミック)
ご存知ラクロの「危険な関係」のコミカライズ。
以前宝塚で「仮面のロマネスク」として上演された際にさいとう先生のビジュアルを見た記憶もあるのですが、記憶違いかしら? とにかく一にも二にもヴァルモンのビジュアルと滴る色気がないと成立しないこのお話。 さいとう先生のヴァルモンは、さすが、ため息が出るばかりの美丈夫ぶりで、もうページをめくるのが大変でした。 漫画界広しといえど長髪の古典的西洋貴族を描かせたら右に出る方はそうはいないんじゃないかしら。 原作と照らし合わせているわけではないですが、手紙の引用の量をみると、かなり忠実に漫画化されていると思います。 それでいて、テンポは悪くない。 ヴァルモンとメルトゥイユの間にある、どんな睦言も刃を交えているようなひんやりした空気、 ヴァルモンとトゥールベルが接するときのほのかに白く輝く温かさ、 ヴァルモンがセシルを攻略する放蕩者本来の誘惑の色合い、 モノトーンの紙面から立ち上る色彩や情感がすばらしいです。 特にメルトゥイユ関連の独白の冷たい、陶器のような質感は身が引き締まる思い。 ラストもおそらく原作どおりなのでしょうが、おおいなる落日を楽しみにしております。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
おすすめです,
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レビュー対象商品: 子爵ヴァルモン 1 (フラワーコミックスアルファ) (コミック)
原作に忠実で読み易く、しかも美しい。
ついでに、最後は泣けます。 (原作は、全て「手紙のやり取り」だけで構成されています。 それでちゃんと小説になるんだからすごいんだけど) なによりも、 プレイボーイの「子爵ヴァルモン」(主人公)がホントに美しくて、 始終クラクラしていました。 あれくらい美しい男だから、この話ができたんだと思います。 純愛を突き詰めると、こうなっちゃうのかな。そうか……。 私はSFものしか読まないのですが、これは読めました。 というか、中身に読ませられました。 単なる甘々ストーリーじゃないのが、読ませどころですね。 文学に興味の無い人も、これは大いにおすすめです。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
陰影が効果的,
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レビュー対象商品: 子爵ヴァルモン 1 (フラワーコミックスアルファ) (コミック)
さいとう先生の漫画は以前は線の細さがきになっていましたが
物語の進め方に吸引力があって、長編は好きでした。 今回は時代背景もご本人の入れ込みようも半端無い勢い感じが伝わり楽しめます 時代物を見る場合、当時の風俗の細かな部分についても この漫画は大満足させてくれました なんちゅうか。。全頁色っぽい。ドキドキしますよ ヴァルモンのフェロモン全開♪ この話はラクロですね 20代で読んでましたが、原作がうろ覚え…(苦笑) だから、最後の落とし処にも今後楽しみです。
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