主人公は彼氏がいていつも男友達に囲まれている女子高生。
彼氏とも経験済み。
そんな女子高生の日常のお話です。
受験、期末試験、セックス、嫌いな友人、男友達、太った女友達、近所にいるかわったおばあさんたちの話が書かれています。
話はおもしろくて一気に読めます。登場人物もそれなりに魅力的だと思います。
文章も力が入らず、女性らしい透明感のあるというかリラックスできる世界に連れて行ってくれます。
少し気になったのは高校生が映画のアラビアのロレンス、雨月物語を語ったり、男友達全員が気狂いピエロを見ていたり、
これあまりにもリア充すぎねーか?と思えるところ。
高校でそんな友達いたら、そら楽しいだろうねと思います。
さらに女子高生という年代でありながら自分は世の中の波の中にいていままでの人間と同じく子供を生んでいくと人生を悟りきっているところ。男は必需品とまで言います。
こんな女子高生いたら本当に嫉妬してしまいそうです。
あとは後半はなにか切ない終わりに持っていくんだろうなと思っていたらそのとおりになったところです。
そしてあっさりそのとおりに。
村上春樹のようなとまではいいませんが映画を使った表現、最後の終わり方などはあまりにも最近の小説のパターンを踏襲してると感じました。
ありがちな話ではあるとは思いますが、つぼをおさえてますので楽しめると思います。