生まれてすぐに、お母さんに育ててもらえなかった子ザルのオトメちゃん。あまりの愛らしさに思わずギュッと抱きしめたくなります。その小さな体で、自分よりも大きなお母さん代わりのリラックマのぬいぐるみを抱えてサル山を歩きまわります。他の子ザルがお母さんに甘えている横で、リラックマにしがみついているオトメちゃんの姿を見ると、本当にせつなくて涙が出ました。それでも、飼育員さんや他のサル達に見守られて一生懸命生きているオトメちゃんは、とても力強くて、「がんばれ!」と応援したくなるのと同時に勇気をもらえる、そんな一冊です。