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<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネス
 
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<子ども>のための哲学 講談社現代新書―ジュネス [新書]

永井 均
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

悪いことをしてなぜいけないか。ぼくはなぜ存在するのか。この超難問を考える。

青年の哲学・大人の哲学・老人の哲学――子どもの哲学の根本問題は、存在である。森羅万象が現にこうある、というそのことが不思議で、納得がいかないのだ。ここでは問いは、どうしたらよいのか、ではなく、どうなっているか、というかたちをとる。人生や自己が問題になる場合でも、それは変わらない。存在論はもちろん、認識論や意味論、そして科学哲学や言語哲学のすべての根底には、子どもの哲学がある。哲学発祥の地古代ギリシャでも哲学の徒は〈子ども〉だった。ローマ人やヨーロッパ人の多くは、意味もわからず、そのまねをしてみただけだろう。青年の哲学の根本課題は、人生である。つまり、生き方の問題だ。いかに生きるべきか――このひとことに青年の問いは要約される。――本書より

著者紹介

1951年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、信州大学教授。専攻は哲学・倫理学。著書に『〈私〉のメタフィジックス』『〈魂〉に対する態度』―勁草書房、『翔太と猫のインサイトの夏休み』―ナカニシヤ出版―など。


登録情報

  • 新書: 216ページ
  • 出版社: 講談社 (1996/5/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061493019
  • ISBN-13: 978-4061493018
  • 発売日: 1996/5/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (28件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 石岡岩石 VINE™ メンバー
形式:新書
この本は、哲学は自己の内奥から始めるもので、哲学した人の残した思想を理解することから始めるものではないという考えに基づいて書かれています。だから、哲学には興味があるけど、哲学者の本には何が書いてあるのかサッパリ分からない普通の人にとっては、広大な哲学世界への入り口を見つける契機となるかもしれません。但し、この本の具体的テーマである二つの問い、存在論と道徳論は、著者が考えたことだけだと思うことがむしろこの本の趣旨に沿った読み方だと思います。

著者は自身の経験の反省から、哲学を、子供の哲学、青年の哲学、老人の哲学、に区分することで、子供の哲学には、存在論をはじめとして認識論や意味論など、哲学の土台となる視点が含まれているから、その気持ちを持つ限り何時でも哲学の世界に入ることができるが、逆にそれを忘れてしまうと哲学者にはなれるかもしれないが、哲学する人ではなくなると述べているのだと思いました。

哲学は、利己的なものであり、救いであり、快楽であり、またその問いは、みんなに理解される公共的なものではあり得ないと述べられていますが、同時に、やはり哲学の真骨頂として、みんなに理解してもらえる議論として(そのことはそれが自分に理解できる条件でもあるのだが)整える努力は必要だ、と述べられています。それをどうやってやるかは、「こどもの哲学」を忘れずに自分で考えるしかないのでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
哲学者の永井均さんが書かれた本。
面白かった!

はるか昔、

「なぜ、わたしは一人しかいないの?」
「なぜ、人は死ぬの?」
「わたしは、どこからきたの?」

などについて、
ただただ、「知りたい」と思ったことはないだろうか?

この本の中には、永井先生が子どもの時に考えた

「なぜぼくは存在するのか」
「なぜ悪い事をしてはいけないのか」

という、2つの問いに対する考察が書かれている。
子どもの時の「知りたい」を、ずっーっと考え続ける事。
そこに、哲学の原点がある。
だから、人の哲学の本を読んで、「人の哲学のまね」をするのでは、本当に自分が知りたかったことに辿り着くことはできない。
自分にとっての重要な問いを考えつづける事、自分の哲学をする事が「哲学」なのである。
自分は、「何も知らないのだ」ということを知っている、<子ども>にしか出来ない哲学。
この本を読んで、それを知ることが出来た。

処刑されていくソクラテスの、自分だけが真実を知っているという快感に近い勝利感、そして、偽善の匂いに敏感だったニーチェの道徳的概念体系などの話は、特に印象に残った。

知りたいと願いつづける<子ども>へ、オススメの一冊♪
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By θ トップ1000レビュアー
形式:新書
タイトルで誤解しているかもしれませんが、この本は子供向けに書かれた哲学の入門書ではありません。

この本では、「なぜぼくは存在するのか」と「なぜ悪いことをしてはいけないのか」の二つの超難問をじっくり考えています。

この二つの問いが、子どもの視点からの哲学だということです。

本当に哲学したい人、哲学するとはどういうことか知りたい人にはオススメです。

傾向としては、中島義道の「哲学の教科書」に近い感じです。(ただ、筆者自身は、この「哲学の教科書」を、自分の考えとは違う、と評していますが、方向性は同じでしょう)

この2人の差は、中島がカント研究、永井がニーチェ研究、という辺りにあるのでしょう。
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投稿日: 2010/2/8 投稿者: sagitta
ぜひ読んでみてほしい
本書は著者が小さい頃疑問に思っていた2つの難問、「僕はなぜ存在するのか」
「なぜ悪いことをしてはいけないのか」について考察している。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/15 投稿者: to be or not to be
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『子どものための哲学対話』と並んで、永井が書いた中でも最も読みやすい哲学入門書である。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/21 投稿者: Tod
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