世界各地で戦争してるなんてテレビ画面の向こうの話。現実感なんてちっともない。
大半の日本人は、戦争に対してその程度の認識しかもってないんじゃなかろうか。私はそうなのだけど…。
日本に住んでいると死ぬまで戦争と無縁の人だっているだろう。それは幸せな事だと、能天気な事だと、こういう本を読んだ後は思う。
全世界的に18歳未満の『子ども兵』が存在する。現役兵は30万人以上。彼ら彼女らは誘拐されたり、強制的に徴兵されている。単なる数合わせのためではない。「従順」「大人に比べ見返りを求めない」「敵が躊躇する場合がある」など、『子ども兵』が有用だからだ。
本著には『子ども兵』の体験談がいくつも掲載されているが、どれもこれも目を覆いたくなるような内容だ。「チェチェン やめられない戦争」を読んだ時もそうだったが、私は戦争を知らなさ過ぎる。