「碁」は子どもを育てる
「碁」は思考力を育てる
「碁」は集中力を育てる
「碁」は自立心を育てる
「碁」は品性を育てる
「碁」は精神力を育てる
「碁」は心を育てる
といった章立てです。
ひとつのポイントは、他の本からの引用になってるんですが..ブルームの思考レベルと教育という話だと思います。ブルームの思考レベルというのは、思考の形態を 判断/統合/分析/応用/理解/知識 の六つに階層化したものなのですが、日本の教育が 理解/知識 のところにとどまっているのに対して、囲碁を打つことはその上の階層、判断/統合/分析/応用 の訓練になるという。
碁会所で片懸でお小遣いの懸かった真剣勝負で集中力が高まった話だとか、囲碁を始めてからテレビゲームを一切やらなくなった話だとか、礼節についてとか、子どもの時にプロ修行もしていた著者自身の経験談がまた興味深いですし、碁で学べるものとして、時間配分の感覚とかリスク許容度とか、これまであまりなかった視点の指摘も多い。
巻末にはヒカルの碁のほったゆみさんと梅沢由香里さんの対談を収録しています。
書店や図書館で囲碁コーナーじゃないところにどんどん置いて欲しいですけどね。
...というか、まずはお近くの図書館にリクエストを >皆さま