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子どもへのまなざし
 
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子どもへのまなざし [単行本]

佐々木 正美 , 山脇 百合子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (71件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

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   乳幼児期は人間の基礎を育てる大切な時期だと、乳幼児期の子育てに重点を置いている1冊。

   著者は30年以上、子どもの臨床に携わってきた。さらに診察室だけではなく、保育園や幼稚園、学校、児童相談所、養護施設、家庭裁判所などさまざまな場所で数多くの子どもや親に出会ってきた。

   社会の変化に伴い、育児方法や育児の考え方は大きく変化した。育児不安を持つ母親はますます増加し、近年問題になっている過干渉や放置、虐待など、社会のゆがみは、そのまま子育てに影響している。著者は、子どものありのままを受け止めることが大切だと強調する。十分な受容や承認を受けた子どもは、安心して社会に出ることができる。子どもにとって、最大のサポーターであり、理解者であるのが親なのだ、と。育児の喜びは、子どもに期待できる喜び、子どもを幸せにできる喜びの二つあると著者はいう。そして、子どもの笑顔や喜ぶ姿に、自分自身が喜べる親であってほしいと願う。

   自分が望んだとおりに子どもが育つ姿を見て、満足する。そういう「条件つきの愛」ではなく、無条件に子どもを愛することの大切さは、きっとだれでもわかっていることなのだろう。本書に書かれていることは、ごくごくあたりまえのことばかりだ。しかし、忙しい毎日に追われ、そんなあたりまえのことをつい忘れてしまいがちになる。本書は、自分の子育てをあらためて見つめ直すきっかけになりそうだ。(町場キリコ)

出版社/著者からの内容紹介

 最近、新聞などで子どもをとりまく諸問題の特集が多くみられます。たとえば「いじめについて」、「ひきこもる若者」、「拒食症の子どもたち」、「不登校」、「家庭内暴力」……。そして、それらの問題はますます低年齢化しています。そういうなかで、親とくにお母さん方のなかに、育児についての不安を訴える人たちが増えています。 佐々木正美氏は地域の小児療育相談センター(横浜市)や大学病院の精神科や小児科の外来の診察室で、数多くの子どもや親たちの相談をうけてきました。本書は、そこでの臨床の経験や、20数年も各地で続けられている、若い母親や保母、幼稚園の先生たちとの勉強会をとおして実感した、乳幼児期の育児のたいせつさを伝える講演録をまとめたものです。子どもは家族やまわりの人から大歓迎されて誕生し、乳幼児期には望むことは満たされるという経験をとおして、健全に育っていくという育児のあり方を、もう一度考えるときではないでしょうか。

登録情報

  • 単行本: 324ページ
  • 出版社: 福音館書店 (1998/7/10)
  • ISBN-10: 4834014738
  • ISBN-13: 978-4834014730
  • 発売日: 1998/7/10
  • 商品の寸法: 20.4 x 15.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (71件のカスタマーレビュー)
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189 人中、186人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
10ヶ月の子を持つ新米母です。
育児に行き詰まり、気が狂いそうになった時、学生時代の友人宅に遊びに行きました。彼女は2歳の子持ちですが、彼女の子育ての仕方は衝撃的でした。子どもからかたときも目を離さず、子どものたどたどしい話にずーっと耳を傾け、一緒に遊び一緒に歌い、子どもの要求をすべて叶えているという感じでした。さぞやヘトヘトになるだろうと思いきや、彼女はとてもイキイキと輝き、また子どもも輝いてみえました。
帰りぎわ、彼女にチラリと勧められたのがこの本です。
帰ってその日のうちに購入しました。
もっと早く出会いたかった。
それまで私はいかに育児でラクをするか、そればかり考えていました。
子どもの望むことを満たそうとか、そういうことまで思い至っていませんでした。それまで家にあったのは離乳食や病気の本ばかり。心に向き合うという当たり前のことが欠如していたのです。怖くなりました。
子どもが抱っこをせがんでも、どうやって逃れようかとそんなことばかり考えていました・・・もったいないことをしたと思います。
今は抱いて欲しいと子どもが望んだら、もういいと子どもが身をよじるまでずっと抱いています。かけがえのない時間だと感じます。
この本を読んでから、子どもにやさしくなれた気がします。
このレビューは参考になりましたか?
48 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
私、子供のころ褒められることは少なく、ガミガミ叱られて育ちました。
躾がとても厳しかった。
母は、周りに自慢できるような娘に育て上げたかったのだと思います。
もちろん、私のためだと思っていたこともあると思います。
子供のころ、大人になってからも、私は母に認められたくて仕方なかった。
でも滅多に認めてくれない。
母は他人が自分の子をちょっとでも否定することを言えば、
自分の子が間違ってなくても「全くその通りです」とひれ伏してしまうように認めてしまいます。
私に子供ができ、子育てをして、母は心が弱い人だったんだと理解しました。
お前が悪いお前が悪いと言われて育ったことから、大人になってからも何か問題にぶつかるたび、
相手に大きく非があっても、自分にも悪いところがあったはずだと責めるくせがありました。
あれ言っちゃダメこれ言っちゃダメと言われて、何を話したら良いのか分からなくなったこともありました。
とても心が折れやすい子でした。
今でこそ、母の言うことに影響されずに生きていけるようになりましたが、
ここまでくるのにトラウマから抜け出すのには道のりが長かった。
私は大人になっていろんな経験をして、本が好きで本から学び、母が何と言おうと自分に自信が持てるようになりました。
トラウマはなければないに越したことがない。
私が失敗だらけの人生で唯一まともなことをしているのは、自分の子供を肯定していること。
子供がどうやったら、安心し、落ち着き、癒されるか考えて接していることです。
この本の言葉を失った子供・・・まさしく私のことでした。
子供を甘えさせれば(甘やかすのではない)、子供は勇気をもって外の世界に飛び出す、その通りだと思います。
このレビューは参考になりましたか?
73 人中、72人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
保育士として 2004/9/20
形式:単行本
もうこの本を何冊買っていることでしょう。
私の保育士としても、人としても、基となる本の一つです。
友人や親戚に子どもが生まれるたびに、この本を購入してプレゼントしています。
子どもをあるがまま、信じて愛して育てることの大切さ。
親のエゴではなく、子どもが自然に、思いやりや意欲、自律心や、自立心が育つための親としての姿勢。

今、日本に薄れてきている心を育てる大切さをひしひしと感じる一冊です。
ぜひ、子どもとかかわるすべての人に読んでもらいたいです。

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