本書は、テレビ局を退職し、
現在はメディアジャーストとして活躍する著者が、
子どもとケータイ・ネットの現状を紹介する著作です。
中高生や保護者へのインタビューのほか
著者自身によるプロフ解説など、
多角的な取材をもとに子ども・ネット・大人の実態を簡潔に紹介し、
あるべき対策について検討します。
読者モデルに向けられる激しい羨望と嫉妬
いつでも見ることができるアダルト動画やグロテスクな画像、小説
そして、そうした現状を知らない大人や
プロフを通じて援助交際を持ち掛ける大人たち
どの記述も興味深かったのですが、とりわけ印象的だったのは
実態を十分に把握することなく強圧的な指導を行う教師と
それに対する生徒達の冷ややかなまなざしです。
ケータイが当たり前の社会でいきる子どもたちを、温かくも冷静に描くとともに
大人のケータイ利用についても考えさせられる本書。
子どもがいる方に限らず、多くの方にオススメしたい著作です。