この本は段階を追って、認知療法ができる形になっている。
どの課題も、気持ちを書いたり、「ぬり絵シート」のように色を塗ったりと、直接描き込むことができる形式になっているのがいいのではないかと思った。
このように内的なものを外的に表現していくことで、内的なものから少し離れて客観的に見ることができるのではないだろうか。
自分の考え、すること、気持ち、からだの関係を知ったり、不安な気持ちもシャボン玉みたいに消えてしまうことを知ったり…と、実際に描き込んで視覚化することで、なにかよくわからないまま不安な気持ちがもやもやしていた自分自身の姿が見えてくると思う。
苦しんでいる子どもにとっても、きっと不安を取り除き、自分を見つめ直すことができるものになるだろうと思う。