本書は1994年に「子どもの権利条約翻訳・創作コンテスト」最優秀賞を受賞した小口尚子さんと福岡鮎美さん(当時中学2年生14歳の同級生同士)の作品をまとめたものです。巻末に谷川俊太郎氏が二人にインタビューした記事があり、その受け答えがとても興味深かったです。現在二人はもう大人、もしかしたらお母さんになっているかも知れません。この本をお子さんに読み聞かせしてあげるのかな。そんなことを想像してしまいました。この大事な条約に、日本もこの年に批准国として加盟しています。今の日本でこの条約とその精神は本当に生かされているのでしょうか。巻末に英語の原文が掲載され、本文には日本政府訳も併記されていますので、子どもたちだけではなく、お父さんお母さん、教育者の方々など子どもに関わる全ての大人に読んでいただき、子どもたちの未来について考えていただけたら幸いです。