菅谷先生は、外科医で甲状腺の専門家です。そして人柄が素晴らしい方だと思います。
この本は、素人でも(世の中のすべての人に)わかるように平易に書いていらっしゃいます。御用学者の「プルトニウムは安全」などと無責任なことをいう人たちとは正反対の先生です。
チェルノブイリに国の援助もなく5年半も医療貢献されベラルーシなどから表彰されています。
医学生時代に臨床実習でお世話になったのですが、とても謙虚な先生だと感じたのを思い出します。
現在、松本市市長として激務をこなされていますが、「危機管理、子育て支援、健康増進」をスローガンにされています。
福島でヨード剤を70万人分ありながら早急に子供に投与しなかったことは、本に書いてありますが唖然とします。放射性I 131が体内に取り込まれる前に使わなければ意味がないのです。
福島では、場合によっては70万人分の命と薬を無駄にしたことがわかりトップの違いが命運をわけることが良く理解できます。ポーランド政府が当時、すぐに子供たちを放射能から守るように対処したことと日本の現状は対照的で悲しくなります。ドイツ、イタリア、日本はかつて3国同盟を結び、悲惨な敗戦を迎えました。しかし、大きな違いは、早く降伏したドイツ、イタリアには原爆は投下されず、日本にだけ2発も原爆が投下されたことです。そして、今回 福島で原発事故がありながらいまだに「原発継続」を唱え脱原発に舵を切らない日本と福島を見てすぐに脱原発に動いたドイツ、イタリア、スイスとの違いに忸怩たる思いです。原発利権の政治家、経済人、東電などの電力会社の上層部、御用学者、そして交付金をばらまいて日本中に原発を作った自民党議員の厚顔無恥の政治屋と交付金により魂を売ってしまった地域の人たちに菅谷先生の爪の垢でも飲んでいただき改心していただきたい。次にマグネチュード8以上の大地震が日本を襲い、同様に原発がメルトダウンしたら日本は人の住めない国になってしまうでしょう。スマトラの時も続けて大地震が3回ありました。時間がありません。今こそ脱原発に舵を切らないと国が滅んで原発と放射能だけが残ることになりかねません。
是非、先生の本を読んで将来の日本を 美しい日本を子孫に残しましょう。