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子どもが忌避される時代―なぜ子どもは生まれにくくなったのか
 
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子どもが忌避される時代―なぜ子どもは生まれにくくなったのか [単行本]

本田 和子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

かつて来日外国人を驚かせた日本人の「子どもに対する優しさ」。それがいまは?子育てがリスクと考えられるようになた原因を、「子ども感」「子ども‐大人関係」の変容として歴史的に跡づけ、対策を提言する。

内容(「BOOK」データベースより)

かつて来日外国人を驚かせた日本人の「子どもに対する優しさ」。それがいまは?子育てがリスクと考えられるようになた原因を、「子ども感」「子ども‐大人関係」の変容として歴史的に跡づけ、対策を提言する。

登録情報

  • 単行本: 320ページ
  • 出版社: 新曜社 (2007/10/25)
  • ISBN-10: 4788510766
  • ISBN-13: 978-4788510760
  • 発売日: 2007/10/25
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
就業先で職業人として振る舞うことを要求され、帰宅後は親として責務が要求される家庭は親にも子供にも安息の場ではなくなりつつある。
のに、電気機器の発達で子供は母親からの援助と保護を必要としなくなった。
母親の役割も大きな変化を向かえている。
まだ子供を産むリスクは、男性よりも女性には現実として重くのしかかる。
出産はリスクをどのようにもたらすのかを、子ども学専門家が304ページに亘り考察。
私たちが今置かれている社会だけでなく、過去をもひも解いて浮かび上がらせる「子ども」の存在。
「親」になること、「母親」になることだけでなく、「子ども」にとっての「母親」をも絡め家族形成の問題点に課題を提示。
やはり子ども忌避に陥ってしまいそうなラストに、その選択がもたらす社会の将来をも提示。
個人として、社会の一員として、考えさせる1冊だ。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
今まで読んできた少子化関連本の中で一番的を得ている、と思えた。

少子化対策として昨今、女性の就業支援、保育園の拡充、
ワークライフバランスの改善など様々な施策が取られているが、
これらの政策はすでに子どもを持っている人たち&
持とうとしている人たちには有効であっても
そもそも「子どもを忌避している」=子どもいらない、
と思っている人たちにとっては、あまり意味をなさない。

そして少子化の一番大きな原因は、
この層が厚くなっているためと、個人的には思っていた。
今までこの点をついた本は読んだことが無かったが、
この本の終章、“「子ども」に託されるものは何か”、
にそれに対する斬新な答えがある。

それは、要約するとつまり、
ある人が「産まない」という選択をしたら、
その代わりに地球上の「産む」人になんらかの支援をする、という債務を設ける
ということである。

実際にこういう制度を作るには、
皆が考え方を相当柔軟にしなければいけないのだろうが、
子どもを育てると言うことが、単純に私的なことではなく、
公共的なことである、という著者の主張にも納得。
納税の義務と同じように、次世代を育成する義務、
みたいな仕組みを作ればいいのかもしれませんね。

全般的に堅い言い回し&冗長的に感じる説明もあり、
とばしとばしに読み進めてしまいましたが、
良書だと思います。是非一読。
最後の章の提案をもう少し柔らかくアレンジして
同じ内容で出版されるといいのではないでしょうか?
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