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嫉妬の香り (集英社文庫)
 
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嫉妬の香り (集英社文庫) [文庫]

辻 仁成
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

男と女の永遠のテーマを描くパワフルで危険な物語。
仕事を介して出会った2組のカップル。突然生じた疑惑と強烈な嫉妬により、見失いかける愛。その一方で、嫉妬から始まる大人の愛。香りという通奏低音を響かせながら、大人の恋愛を狂おしく描く。

内容(「BOOK」データベースより)

恋人との穏やかな日常に、突然生じた疑惑。彼女は自分を裏切り、あの男と愛しあっているのではないだろうか?身を苛む嫉妬。崩壊して行く関係。それでもなお彼女の放つ香りは理性を奪い、「私」を虜にする。そして、白い花の香りをまとったもうひとりの女―。欲望?それとも愛なのか?「香り」を通奏低音に、愛についての張りつめた問いが続く、狂おしく、ピュアな恋愛小説。

登録情報

  • 文庫: 304ページ
  • 出版社: 集英社 (2004/5/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087476960
  • ISBN-13: 978-4087476965
  • 発売日: 2004/5/20
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 156,521位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
私には嫉妬という感情はあまりない。

男の愛情の嫉妬は、なおさらわからない。
嫉妬のために自分の精神状態を苦しめ、
死に近づかずにはいられなくなってしまうなんて、
そんなにも、愛に惑わされてしまう男の人は
思い込みも激しくて、私はちょっとひいてしまう。

でも 小説としては、
かなり はまってしまった。

ミノリの「私はじわじわ心が動いていくタイプなの
少しずつしか人を愛せない」
わたしもそうだから、彼女の気持ちがよくわかった。
いろんなことがあって、それでも彼を愛せるミノリの
強さと潔さが私は好き。
たとえ彼が、彼女を選ばなくてもそれでもたぶんミノリは
自分の選んだ人生に満足なのだと思う。

このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mirac
形式:単行本
ドラマがあまりにも素晴らしすぎてどんな原作なんだろうと思って読んでみた小説。
まぁ辻ワールド全開ですがドラマよりは100倍良いでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
By masa
形式:単行本
癒し、音、香り、嫉妬、愛情。
この5つの言葉がキーワードとなり物語は進んでいく。

あるプロジェクトをきっかけに出会った男女4人。
プロジェクトを企画した政野とその妻である早希、
政野に仕事を依頼されたテツシと恋人であるミノリ。
何事もなく順調に滑りだしたかのようにみえた4人の関係が愛情と嫉妬のもつれにより歪んだ関係へと姿を変えてゆく。

増大した不安から生まれた疑心。
疑心がもたらした嫉妬。
人間の最も嫌悪するべき部分であり最も人間らしい部分である嫉妬という感情。
それは生きていく上では避けられない感情なのかもしれない。
人は人を愛することをやめない限り、嫉妬という鎖から逃れる術を見つけることはできないのかもしれない。

だとすればどうすれば良いのか?
おそらくそれは信じることに他ならないのではないだろうか。
見えないものほど、形のないものほど捉えられないことがたくさんあるがそれでも愛するものを信じる。
それしか嫉妬という感情を回避する方法はないように思えてならない。
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