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娼年 (集英社文庫)
 
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娼年 (集英社文庫) [文庫]

石田 衣良
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (88件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

娼夫リョウ、20歳の夏の光と影を描く物語。
虚ろな日々を送る大学生のリョウは、ボーイズクラブのオーナー御堂静香と出会い、娼夫となる。様々な女性が抱く欲望の深奥を見つめた20歳の夏を鮮烈に描き出す恋愛小説。(解説・姫野カオルコ)

内容(「BOOK」データベースより)

恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく…。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。

登録情報

  • 文庫: 224ページ
  • 出版社: 集英社 (2004/5/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087476944
  • ISBN-13: 978-4087476941
  • 発売日: 2004/5/20
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (88件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 105,832位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
タイトルやあらすじを読んだ時のような過激な感じはなく、水のようにさらさらと、止まれずに一気読みしました。
性愛の描写が多いにも関わらず、男性作家が書いたとは思えないほど、上品で透明感にあふれている作品です。

主人公の大学生リョウは、男娼となり、色々な女性の欲望に向かい合っていくのですが、リョウが映し出すそれぞれの女性の姿はリアルで美しく、共感を覚えました。
リョウ自身も、経験を重ねて上を目指すサクセスを求めているよりは、ただ欲望の果てを見てみたいという、思春期特有の自分探しの旅のようで、痛々しく応援したくなってしまいます。

この疾走感に、どんなラストを持ってこれるのだろうと思っていたら、
個人的には、どうかな?という終わり方でした。でも、どんな終わり方でもピンと来ないかも。季節がいつの間にか移り変わっているように、物語も、青春もいつしか別の時代に入っているものだから。

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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 男の性欲の捌け口として自分の身体を売る女は娼婦。女の性欲の捌け口として自分の身体を売る男は娼夫。大学生リョウにとって何もかもが、もちろん女性も退屈だった。バーテンのアルバイトをしながら日々を送っていたが、ある日ホストの友人がバーに連れてきた女、御堂静香に誘われ娼夫になる決意をする。退屈を抜け出し、情熱を探してみるために。客の女たちと「仕事」を通して、リョウは欲望の不思議さ、奥深さに魅せられてしまう。客の女はみな年上でなかには自分の祖母くらいの年齢までいるが、リョウはいつも彼女達のなかに可憐さを見出し、心からいとしいと感じていく。しかし仕事の面白さにはまりかけたとき、大きな落とし穴が待っていた・・・。

 小説のテーマといい、次々に登場する変態中年女といい、三文エロ小説になってもおかしくないのに、まったくいやらしさや生臭さを感じさせない。それどころか清涼感や静謐な感じさえ漂わせている。さすが石田衣良!初期の頃の村上春樹みたい、と思わせる雰囲気もあったりして読んでいて嬉しかった。

このレビューは参考になりましたか?
37 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
欲望とは何か 2004/5/22
By 紺月
形式:文庫
とりあえずタイトルが秀逸ですね。
字と響きだけでだいたいの設定を想像することができます。
作中では徹底して「娼夫」と表現されていますが、「ホスト」でも「男娼」でもなく「娼年」。
主人公の危うさが感じられる。

セックスに関心のない大学生がふとしたことから娼夫となり、様々な欲望のかたち、快楽の追求といったことを体験していきます。

それはセックスであったり、それとは違うかたちであったり。
自分の欲求が普通だと思っている人もいるし、異常だと自覚している人もいる。
気負うことなく彼女たち(大抵はかなり年上)を受け入れていく主人公が不思議です。
快楽ではなく娼夫という仕事にはまっていく彼の先に待ちうけるものは何でしょう。

人に安らぎを与えることのできる仕事はそれでも非難されるべきなのか。

文章に透明感がありドライなせいか、セックスの描写は艶はあるのに生々しさとは無縁で、そこが特に好き嫌いがわかれるかもしれません。
ただ、この作品の根底に流れるテーマはそれとは別のところに位置していると思いました。

読んでいてやさしい気持ちになることのできる作品でした。

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最近のカスタマーレビュー
大人の女性のためのおとぎ話
いたらいいよね。こんな、リョウみたいな「娼夫」が。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: 真琴
残るものがない
読んでいるときは面白いけれど、なにが伝えたかったんでしょう?なにが書きたかったんでしょう?
と思っちゃいました。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: kozue_syouko
危険なほど優れた作品だと思いました
売春って犯罪ですよね。増してや、組織売春ですね。

sexをメインの題材にしている以上、大人限定の作品だと思います。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: 太
まずまず
石田さんがテレビに出てられるのを見るのは好きなのですが、どうも石田さんの作品とは私は合わないらしい・・・。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: Nao
展開だけで読ませている本
悪い意味ではないのですが、本書では主人公の表情がみえてきません。
読まれた方はわかると思うのですが、主人公のずっと無表情だった事でしょう。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: NG
どうして下らないと感じたか。
1.文章の未熟さ。特にもレトリックは劣悪。
例:「中指の腹が咲良の足のつけ根で小さな水を発見する。」... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: とうご
初めての石田作品!
期待以上にすばらしかったです。
色んなタイプの女性が出てきて思いもよらぬ欲望を口にします。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: ダリぞう
一気に読めます。
主人公の彼は「ホスト」とは別格です。
彼はもっている独特の感性。
それに魅了される年上。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: T
感情移入を妨げる何か
端的に言えばコールボーイの話。作品に入り込もうとするが、ブランド名や店の名前、音楽のタイトル等が邪魔をし文章が切れてしまう。飛び飛びに文章を追う様になり、さらっと... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: Shima
石田氏の小説を
... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 後生畏るべし
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