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娯楽都市・江戸の誘惑 (PHP新書)
 
 

娯楽都市・江戸の誘惑 (PHP新書) [新書]

安藤 優一郎
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

芝居、相撲、寄席、見世物、花見、寺社の開帳、富突、大食い・大酒呑み大会――
天下泰平の江戸の町では、毎日どこかでイベントが催されていた。
浅草、吉原、両国、木挽町だけでなく、大江戸八百八町には
刺激的な娯楽空間が満ち溢れていたのである。人々は寸暇を惜しんで遊びに出かけ、
現代の宝くじにあたる富突の当せん番号発表会場にも足を運んでいた。
こうして江戸っ子たちが遊びに費やした金が莫大な経済効果をもたらし、
町を活性化させていたのである。
本書は、江戸の経済を動かしたのは大商人ではなく、
意外にも庶民であることを炙り出している。歓楽街で花開いた娯楽産業が、
飲食業や出版業とのコラボレーションで、巨大ビジネスへと発展していくさまは、
現代を彷彿とさせる。
また江戸にはビジネスチャンスが山ほどころがっており、
それを利用してのし上がっていく人物もいた。娯楽という切り口から
知られざる江戸経済の実態に迫った新しい試みの書。

内容(「BOOK」データベースより)

芝居、相撲、寄席、見世物、花見、寺社の開帳、富突、大食い大会―天下泰平の江戸の町では、毎日どこかでイベントが行われていた。八百八町には刺激的な娯楽空間が多く、江戸っ子たちが遊びに費やした金が莫大な経済効果をもたらし、町を活性化させていたのである。本書は、江戸の経済を動かしたのは大商人ではなく、意外にも庶民であることを焙り出している。歓楽街で花開いた娯楽産業が、飲食業や出版業とのコラボレーションで、巨大ビジネスへと発展していくさまは、現代を彷彿とさせる。

登録情報

  • 新書: 205ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2009/7/16)
  • ISBN-10: 4569709842
  • ISBN-13: 978-4569709840
  • 発売日: 2009/7/16
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 98,647位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ladymarmalade トップ500レビュアー
形式:新書
江戸が大消費都市であることを芝居、相撲、寄席、見せ物、花見、寺社の開帳、富突、大食い、などのイベントを通じて紹介している。そのイベントの内容などは興味深くもあるが、これら娯楽的な催しを通じて、江戸時代の社会があまり見えてこない。その点は、たとえば杉浦日向子の著書などの他の江戸紹介本とは違う。それは、イベントは紹介して、いかに多大なるお金が消費されているかは論じられても、それらになぜ人が熱中してしまうのか、その点が見えてこないからであろう。これは個人的な意見になってしまうが、吉原を捉える視点が、買う側の男性視点である。女性側の視点が欠けており、この吉原が、ただの消費空間であるかのごとき筆致には私は白けてしまうのである。消費という表層的なところに注目したからかもしれないが、本書からみえる江戸が薄っぺらで軽く思える。当然、そうではないだろうから、これは筆者の力量の問題ではないかとも思われる。多くの江戸本の中では表層的で軽い印象を受ける。読後感は、時間を無駄にしたかな、というところである。
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By 馬場伸一 トップ500レビュアー
形式:新書
本書を読むと、江戸時代に大衆消費社会が成立していたということがよく分かる。
都市と地方で格差があったことは否定できないが、少なくとも江戸などの大都市において庶民の投じる娯楽支出が経済の大きな要素を占めるようになっていたことが分かる。完璧な「内需経済」である。
江戸という時代が、エネルギーと資源を完全に自給し(すなわち「パーフェクト・サステナブル社会」を実現し)、三千万人の人口を養っていたことはもっと自覚されてよいことだが、「内需振興」が叫ばれる今日、江戸の庶民が創造した「内需振興策」の知恵に学ぶことは無駄ではないと思われる。
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