1.内容
人種差別とは何かを、子どもにもわかるように書いた本。主に「メリエムとの対話」と「付録 子どもたちの言葉」からなる。「メリエムとの対話」の部分は、人種差別とは何かが語られており(詳しくは本書をお読みください)、「付録 子どもたちの言葉」は、著者と子供たちとの対話の部分で、結構著者が突っ込まれている(たとえば、p42「混血児は美しい」が、p124で言及されている)。
2.評価
(1)1でも書いたが、人種差別のことについて、子供にもわかるように書かれているし、内容もおおむね妥当である(一言一句噛みしめて読みたい)。突っ込まれたところはたしかに問題だが、それも人種差別を語ることの難しさが出ていて、よい。
(2)日本(人)は、人種差別には極めて鈍感で、法律で罰せられることもないし、人種差別発言をしても、都知事にもなれてしまう。一方、フランスをはじめ、外国では、人種差別は厳しく対処されていることをうかがい知ることが出来、有益。
(3)以上2点を重視して、星5つ。