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姑獲鳥の夏 (KODANSHA NOVELS)
 
 
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姑獲鳥の夏 (KODANSHA NOVELS) [新書]

京極 夏彦
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

本格が民俗学を超越。反ミステリ-の極致!古書店を営む傍ら、憑物落とし専門の神主も務める京極堂主人に「妊娠20ヶ月の妻を残して、密室から失踪した男を探して欲しい」という奇怪な依頼が持ち込まれた

内容(「MARC」データベースより)

産の上にて身まかりたりし女、其の執心、此のものとなれり…様々な古典文献を引用しつつ、日本的な家系の悲劇を浮かびあがらせるミステリ。綾辻行人、法月綸太郎、竹本健治も絶賛する大型新人の傑作。

登録情報

  • 新書: 430ページ
  • 出版社: 講談社 (1994/8/31)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061817981
  • ISBN-13: 978-4061817982
  • 発売日: 1994/8/31
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 273,843位 (本のベストセラーを見る)
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25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 本好きにはたまらない本 2003/10/2
形式:新書
今日、売れるのは、薄くて字が大きい本らしい。私個人はそんな本は損した気分になるのだが・・。京極夏彦の作品はそういう今時の売れ筋の本とは対局にある。字が小さく(しかも二段構え)ちょっとひるむほどの分厚さ。しかし、ただ活字が多いだけの本ではない。読むやいなや冒頭から引き込まれてしまう。あとはもう端麗な文章を思う存分楽しみながら、物語の展開に身を任せるのみ。初めて読んだときには「凄い本に出会ってしまった」と思ったものだ。あの厚さにもかかわらず読み終える頃には「もう終わってしまうのか」と少し残念な気分になる程。まったく活字好きには堪えられない。

ストーリー展開は、登場人物の超人的能力に頼ったご都合主義なところは否定できないが、もうそんなことはどうでもよろしい。本を読む楽しみをこれほど味わえる作品にはなかなか出会えないのだから。同じ作品を二度三度読み返したいと思うわけではないが、読み終えると他の京極作品を渇望している。

これから京極作品を読もうかと思っている方には、ぜひこのデビュー作から読むのをお薦めする。二作目三作目を読みすすむと、「あ、これはあのときの話か」とシンクロする場面がでてくるので。もちろん二作目・三作目だけを読んでも楽しめる構成なのだが、あらかじめわかっているとより楽しい。(京極氏のファンサービスかもしれませんね。)

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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 衝撃度No.1のデビュー作 2006/5/25
形式:新書
「京極堂」シリーズの第1作。当時無名の作者の本を手に取ったのは、私が妖怪好きだったため。作者と水木しげる氏との交友関係を知ったのは後のこと。

本作を途中まで読んで、本格ミステリを目指したものではない事は分かった。「この世に不思議な事など何もない」という京極堂の「憑き物落し」が読ませどころなのだが、そのためにはある種の"謎・不思議"を提出しなければならない。これが衝撃度抜群なのだ。勿論、本格ミステリ的にまっとうに解かれる訳ではない。ここは、好みが分かれるところであろう。極上のエンターテインメントとして読めば、最高に楽しめる作品である。

本作では、戦後の没落した病院の人々の人間模様も一つの主題である。この辺は、妖怪の名を借りたロス・マクドナルドという印象を持った。

そして、本作の最大のテーマは関口自身である。途中まで単なるワトソン役かと思っていた関口が、中盤から完全な主人公になり、関口が「憑き物落し」の対象になるのである。この趣向は面白いと思った。本作以降、私のお気に入りは関口である。

本シリーズは全部読んでいるのだが、完成度は別として、衝撃度は本作がNo.1ではないか(デビュー作と言う事もあるが)。他の「新本格」を名乗る凡百の作家とは明らかに一線を画した作家の登場に心躍らせたものだ。作者がその後、期待以上の活躍を見せてくれているのは周知の通り。
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25 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 京極ワールドへのお誘い 2002/6/2
By ペトロニウス VINE™ メンバー
形式:新書
京極夏彦さんのデヴュー作。

これだけベストセラーになり評判高い人にほめ言葉は不要だと
思いますが、やはり初めて読んだときは強烈でした。
もともとマンガ!で作品化しようとしたということでしたが、
トリックをちゃんと分析すると、なるほど、と思いました。
凄く情報量が多いので、一度絵に描いたり空間化してから

読むともっとグっときますよ。京極さんは、もともとデザイナー
ですから絶対2次元化したりヴィジュアル化して作品世界を
構築していると思うんですよ。

推理小説には、人間がどうすることもできない物理的なトリック
を精密に構築する人と、人間の心理の中に起きるトリックというか
妖しい複雑に絡まった感情を主軸にする人がいます。

この二つの傾向から云うと、京極さんは圧倒的に後者ですね。

日本の土俗的な民俗社会をモチーフに数々の傑作を生み出した
日本推理小説の正当な後継者のような気がします。

魅力としては、1擬音の使い方 2深すぎる(笑)知識に裏付
けられた冗長ともいえるほど情報量の多い文章 ですね。

病的に数をこなす読書人としては、こういう妖しい知識の集大成
を魅せられると、背景まで調べようとハマりますねぇ(笑)

でもなによりも読んだあとも残るさまざまな『音』!!
あれがキますねぇ。

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5つ星のうち 1.0 自滅っぷりな遣り口ににがっかり
活字を見ないと一日を過ごせないような読書好きの友人に勧められて読んだ一冊。名前やあてがわれたジャンルなどの勝手なイメージから、かなり怨念があふれるファンタジックな... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ぽんつくちゃん
5つ星のうち 4.0 読むなら頭の柔らかいうちに
本書は若い時間の余っていた頃に偶然探し当てた最高の小説でした。
当時の有名ミステリー作家さんの本は大抵読み漁っていたのですが、... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: stiffels
5つ星のうち 1.0 リアルミステリー
正直いって、ご都合主義+蘊蓄自慢したいだけ。文章の美しさを讃えるレビューもありましたが、疑問です。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 今日もていけつあつ
5つ星のうち 5.0 再購入です。
前に1度購入していたのですがもう一度欲しくなり、どうせ買うなら最初に出た本でしょうと思い購入しました。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: wanchan
5つ星のうち 5.0 満足!
久しぶりに本格ミステリを読みました。
本の分厚さ、ページ数の多さから読むのを躊躇していました。
が、いざ読んでみて、... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 零次
5つ星のうち 5.0 「あちら」と「こちら」の世界を流離う、妖怪シリーズ第1弾!
京極夏彦の作品で私が初めて手に取った作品であり、 かつ最もお気に入りの、摩訶不思議な一品。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: YUKI
5つ星のうち 5.0 きっと文章力というもの
京極氏以外の人が違う文章でこのトリックを書いてたら、「バカミス」で片付けられてたかも。
読み終えて本を置いて四日程経てば、... 続きを読む
投稿日: 2010/9/22 投稿者: しおゆい
5つ星のうち 4.0 百鬼夜行ミステリ
京極堂シリーズ第一弾... 続きを読む
投稿日: 2010/3/11 投稿者: らる
5つ星のうち 5.0 京極堂ワールド
様々な学問の薀蓄のオン・パレードなのですが、それがこの小説の世界観の醸成にしっかり寄与しています。ですから、京極堂が延々と語る長口舌も全く気になりませんでした。む... 続きを読む
投稿日: 2007/12/24 投稿者: ringmoo
5つ星のうち 4.0 京極夏彦の原点 エッセンスは全てここに
 京極夏彦のデビュー作です。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/10 投稿者: 樽井
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