- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
本好きにはたまらない本,
By
レビュー対象商品: 姑獲鳥の夏 (KODANSHA NOVELS) (新書)
今日、売れるのは、薄くて字が大きい本らしい。私個人はそんな本は損した気分になるのだが・・。京極夏彦の作品はそういう今時の売れ筋の本とは対局にある。字が小さく(しかも二段構え)ちょっとひるむほどの分厚さ。しかし、ただ活字が多いだけの本ではない。読むやいなや冒頭から引き込まれてしまう。あとはもう端麗な文章を思う存分楽しみながら、物語の展開に身を任せるのみ。初めて読んだときには「凄い本に出会ってしまった」と思ったものだ。あの厚さにもかかわらず読み終える頃には「もう終わってしまうのか」と少し残念な気分になる程。まったく活字好きには堪えられない。ストーリー展開は、登場人物の超人的能力に頼ったご都合主義なところは否定できないが、もうそんなことはどうでもよろしい。本を読む楽しみをこれほど味わえる作品にはなかなか出会えないのだから。同じ作品を二度三度読み返したいと思うわけではないが、読み終えると他の京極作品を渇望している。 これから京極作品を読もうかと思っている方には、ぜひこのデビュー作から読むのをお薦めする。二作目三作目を読みすすむと、「あ、これはあのときの話か」とシンクロする場面がでてくるので。もちろん二作目・三作目だけを読んでも楽しめる構成なのだが、あらかじめわかっているとより楽しい。(京極氏のファンサービスかもしれませんね。)
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
衝撃度No.1のデビュー作,
By
レビュー対象商品: 姑獲鳥の夏 (KODANSHA NOVELS) (新書)
「京極堂」シリーズの第1作。当時無名の作者の本を手に取ったのは、私が妖怪好きだったため。作者と水木しげる氏との交友関係を知ったのは後のこと。
本作を途中まで読んで、本格ミステリを目指したものではない事は分かった。「この世に不思議な事など何もない」という京極堂の「憑き物落し」が読ませどころなのだが、そのためにはある種の"謎・不思議"を提出しなければならない。これが衝撃度抜群なのだ。勿論、本格ミステリ的にまっとうに解かれる訳ではない。ここは、好みが分かれるところであろう。極上のエンターテインメントとして読めば、最高に楽しめる作品である。 本作では、戦後の没落した病院の人々の人間模様も一つの主題である。この辺は、妖怪の名を借りたロス・マクドナルドという印象を持った。 そして、本作の最大のテーマは関口自身である。途中まで単なるワトソン役かと思っていた関口が、中盤から完全な主人公になり、関口が「憑き物落し」の対象になるのである。この趣向は面白いと思った。本作以降、私のお気に入りは関口である。 本シリーズは全部読んでいるのだが、完成度は別として、衝撃度は本作がNo.1ではないか(デビュー作と言う事もあるが)。他の「新本格」を名乗る凡百の作家とは明らかに一線を画した作家の登場に心躍らせたものだ。作者がその後、期待以上の活躍を見せてくれているのは周知の通り。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
百鬼夜行ミステリ,
By らる - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 姑獲鳥の夏 (KODANSHA NOVELS) (新書)
京極堂シリーズ第一弾
「魍魎の匣」は日本推理作家協会賞を受賞した作品ですが、個人的にデビュー作の「姑獲鳥の夏」が一番気に入ってます。ページ数もシリーズを通して少ない方ですし(笑) お気に入りの関口先生の性格も丁寧に書いているし、妖怪や怪奇な事柄を思慮深い京極堂が解析していく姿にも納得のいくことが多く、独特な物語にもすんなり入り込むことができる作品。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|