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45 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ミステリー好きでなくてもハマります,
By bluepasta (Brooklyn, NY USA) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫) (文庫)
私はとてもクレバーな構造を持った小説だと思いました。まず、認識論についての長い議論という先制パンチがあって、その後その理論をベースに謎解きが進んで行きます。つまり筆者が始めに、こうやって謎解きしますよ、と読者に教え、それから実際に謎を解いてみせるわけです。手の内をまず最初に明かすことを厭わない、というより敢えてやっているところに京極氏の自信の深さが窺えます。でもそれに見合う濃い内容のミステリーでした。600ページ以上あり、またエンジンがかかるまでの助走がやや長めですが、一旦動き出すと一気に読めてしまいます。ミステリー好きでない人にもお勧めの一冊です。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
京極堂シリーズ第1弾!,
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レビュー対象商品: 文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫) (文庫)
普段は古本屋、時に神主、時に陰陽師の主人公・京極堂が活躍するシリーズ第1弾。タイトルや表紙から、ホラーの類かと思う方もいるかもしれないが、 読んでいて怖くなってくる小説では無いので、そういうのを期待して読むと ガッカリしてしまうので要注意。 後々の作品に比べて、まだそれぞれのキャラの良さが際立っていないが、 それでも間違いなく面白い。 少し分厚い本だけれども、全然飽きない。 それは、一見長ったらしく見える文章がこの作品にとって必要であり、また必要であることが 読者にとってもわかるからだろう(そう思わせるのがとても上手い)。 このシリーズは第2弾、第3弾・・・とドンドン面白い話が続いていき、それぞれ単体で読めないこともないではないが、やはりこのシリーズ第1弾から読んで行った方が後の作品を 楽しめるのは間違いないと思うので、興味を持った方はまずコレから読むことを オススメします。
25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
職人・京極夏彦の仕事,
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レビュー対象商品: 姑獲鳥の夏 (単行本)
圧倒的な文章をものする作家としてもはや確固たる地位を築いた京極夏彦が、一方でまたデザイナーとして装丁の分野でも活躍している事はファンの間ではすでに有名だ。その彼が自らの衝撃的デビュー作である本作をブローアップ、美しい四六版ハードカバーに再生させた。デザインはもとより紙質からフォントにまで拘ったまさに「職人のワザ」、書痴・京極堂ならではの美本となった。内容は最初のノベルズ版ではなく講談社文庫版を底本としており、特に新しい部分が加筆されているというわけではないが、実は購入者特典として、短編「川赤子」の豆本が貰える引換券がついている。ファンとしてはむしろこれ目当てに購入を決意する人も多いのではないか。
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