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90 人中、84人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
・∀・)ふんふん「妻を帽子とまちがえた男」,
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レビュー対象商品: 妻を帽子とまちがえた男 (サックス・コレクション) (単行本)
僕は医学部の学生です。
毎日病気について勉強しています。 頭は人並みです。 でもたまに忘れることがあります。 それは病気は人がなるものだということです。 毎日病気をパワーポイントの画面で習います。 次から次へと画面が変わります。 そこに人の気持ちは見つかりません。 妻と帽子を間違えた男。 この本は病気が人になるものでその人の人生の一部だということを気づかせてくれました。 何を当たり前のことを言ってるんだと思うかもしれませんが、悲しいかな患者さんに一切振れづに病気のことだけを習う医学生はこのような錯覚によく陥る。 この本には病気とともに悲しみがあった、病気とともに笑いがあった。 サックス先生の患者さんへの優しさもひしひしと伝わってきた。 来年からは臨床での実習になります。 その前にこの本に出合えて幸せです。 神経病学の分野の本ですが僕みたいに無味でカラカラな授業に飽きた学生は手にとってみてください。将来のあり方が少し見えてくると思いますよ。
53 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
思いやることも困難な病,
By ロビンフッド (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 妻を帽子とまちがえた男 (サックス・コレクション) (単行本)
「見える」という概念を失ってしまえば「見えない」ことにも気付かない…初めて聞いたときはそんな奇妙なことがあるのかと思った。見えないことにすら気付かないことと、見えないことが分かっている人とどちらが幸福なのだろうか。まさか、と信じられないような症状を抱えた人々。その苦痛を想像することすらできないような病。おそらく治癒することはないだろうと思われるが、それでもその中で当人たちは精一杯生きている。哀れまれるべき存在では決してない。そしてまた、社会からは「異常者」とレッテルを張られている精神病棟の人々が大統領の演説をテレビで見て示した反応を書いた「大統領の演説」の章には目から鱗が落ちる。
22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間というものの驚くべき可能性,
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レビュー対象商品: 妻を帽子とまちがえた男 (サックス・コレクション) (単行本)
ショッキングなタイトルに惹かれて、この本を手にとった。いわゆる「健常者」から見れば、「障害」を負い、「異常」な感覚の中に生きている数々の人のエピソードを紹介している本なのだが、単なる興味本位には著されていない。登場する彼ら、彼女らの人生の一部に出会った一人として、著者のオリバー・サックスはこの本を書いている。健常とは何か。異常とは何か。人間とは何か。自分の身体の感覚が無くなった女性が、それを視覚で補おうと闘う(まさにそのリハビリは闘いだ)エピソードが本書にはある。人間の尊厳は病気や異常によって決して冒されないこと。そして、驚くべき可能性をもって、失ったものをリカバーする存在であることを、この本は教えてくれたように思う。
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