「妹」と聞いて何歳くらいの妹を思い浮かべるか?
人によってはそれが20歳だったり、10歳だったり。。。
60歳の人にとっては55歳でも妹だろうし、逆に5歳の子供にとって15歳の中学生を妹として認識することは難しいと思う。
この作品の致命的な欠点は「モデルが妹に見えない」ところだ。
これは個人的な印象なので人それぞれ意見があるかもしれないが、自分にとってこのモデルを妹として認識するのはどうにも無理だ。
肌の質感や張り、手先足先の指、唇や首回りから瑞々しさを感じない。
自分の印象では20代半ばから後半(下手すると30代)のモデルを使っているのではないかと思う。
少なくとも「妹」という言葉に自分が思い浮かべるような若々しさは感じなかった。
テーマがテーマなのだからせめて20歳くらいのモデルを使って欲しかった。
また、下着が見えるカットもかなりの頻度であるのだが、その下着がどうにもおばちゃんくさい。
「そういえばうちのオカンがこんなの使ってたわ」ってくらい古くさいデザインと色の下着だ。
モデルの肌の質感もあいまって、下着が見えるカットで逆に興醒めしてしまう。
それ以外は良かった。
一枚一枚の写真自体は特に珍しさを感じたりはしないが、一冊を通してストーリーが感じられた。
催眠術をかけていろいろと遊び心がエスカレートし、最初はちょっとしたいたずら程度のポーズなのが後半になるに従って過激な写真になっていく。
写真のタイトル程度の文字だけで文章らしい文章はとくになし、ほぼ写真だけでそんなストーリーを感じられるのは非常に楽しかった。
リアルにおっぱいマウスパッドとか食い込みブルマとか、催眠術でも掛けなきゃできないなというシチュエーションが満載でバリエーションも豊富。
モデルの選定や小道具の選定など詰めの甘さがなければおすすめの一品になったと思う。
この写真集に自分なりのタイトルをつけるとすれば
「結婚5年目で倦怠期に入った嫁さんに催眠術をかけてコスプレさせてみた」
だな。