ダーク・ファンタジーTRPG「深淵」のシナリオアイディア集。
深淵世界における脅威である魔族や妖魔に関してあらためて再定義されている。
『銀竜亭異聞』や『追憶』と組み合わせれば、深淵の基本的なルールはほぼ再現できるし、遊ぶアイディアにもしばらくは困らないだろう。
シナリオの舞台として紹介・用意されているのは帝国でも大都市でもなく素朴な村落や辺境であり使いやすい。このサプリメントで紹介される魔族や妖魔たちもそのままシナリオソースになるほど魅力的でキャラクターが立っている(逆にいうとそれがこのサプリメントの大部分ともいえる)。
魔族・妖魔は数え方にもよるが20種ほど紹介されている。物語/エピソードも数え方にもよるが15ほどある。これも読み物としても雰囲気があって面白い。村に山に泉に沼に夜空の彼方から、あるいはあばら家の片隅にさえ…魔族や妖魔はどこにでも潜んでいるのだ。