「ランプリング・ゲートの主」は、アン・ライスファンなら絶対読みたい作品。14世紀に建てられたランプリング・ゲート。父の遺言でこの城を壊す事になった兄妹が、一度だけ城を訪れる事にするが…。英国が舞台なせいか、この作者にしては割とお話はオーソドックス。
さて、他の作品も面白い。「スタイルの問題」は、可笑しくも哀しい現代のヴァンパイアの生活。「選抜試験」は殺し屋VS吸血鬼少女!「隠れ家の吸血鬼」は、作家の妻を寝取る俗っぽい吸血鬼の話。「十番目の学生」は、吸血鬼の跡継ぎ争いと、その以外な結果。「誰にでも欠点はある」は、なんと吸血鬼グルーピーもの。「1944年のドラキュラ」は、ナチVS吸血鬼(手下のジプシーつき。「ザ・キープ」と、どっちが先?)「ドラキュラの子供たち」は「夜の子供たち」の序章となった作品。まず、ハズレは無いので、ご安心ください。