もう8巻目なんですね・・。
長期シリーズですがこの巻から読み始めてはいけません。
前作7巻のレビューに内容を知らない人のためにをかきました。良かったら読んでください。
蛇足:ちょこっと人物関係
司野(シノ):オレ様で攻。元は人食い妖魔。陰陽師の辰冬(タツフユ)に負けて式神になり、ちょっとした事から辰冬により一千年間壷に封印させられた。
正路(マサミチ):下僕で受。受験に落ちた日にひき逃げにあい、瀕死の状態で下僕になることを条件に司野に命を助けられた。
今回は司野の苦い思い出の品がポイントです。キーワードは〔縁〕かな。
《以下、ネタバレだろうと思われる書き込みあり!嫌いな人は目を通しませんように!》
1千年前の司野と比べ、現代の司野の『心』の成長というか・・妖魔そのものの考え→人の考え方に近くなっているのではと感じました。
妖魔の頃の司野なら欲しいものは殺してでも手に入れたのでは?しかし、現代では「俺のものではない」とすんなり引き下がり、落ち込んだ気持ちをやわらげる為、遠い道のりを歩いて帰ろうとする。
人の社会に不器用なりに溶け込もうとしてきた意識の改善?頑張りが、見える話だと感じました。
正路の新たな一年も始まり、前作に出てきた恩人?の依頼を無下にできず、依頼を受けて貰う為に一肌ぬぎました。
下僕がオレ以外の頼みを聞くなど言語道断とせめられ、人は嘘をつく生き物だ。だから態度、気で証明して見せろとむさぼって確かめられました。最後にオシオキも受けて正路災難。
見所は、今回はグッと来るものがなく・・あえていえば後半「司野を殺さないで、かわりに僕を×××」←司野のオシオキのネタです。
私的には、今回の話は最終決戦に向けての複線であり、思い出の品が切り札かと思っていました。
しかし、最後に宿敵が現れギリギリの戦い。切り札あっさりつかっちゃった・・?
すっきりしない話なのでひとつ減らしました。