日本では歯が抜けると屋根や縁の下に投げるなんて風習がありますが、欧米では「抜けた歯を枕の下に入れて寝ると、歯の妖精が歯の代わりにお小遣いをくれる」という風習があるようです。
そのへんを踏まえてみないと細かな部分がつかみにくい作品です。
かつてホッケーの花形選手だった主人公。ケガの影響でスタープレーヤーから転落し、今では暴れん坊のヒールキャラでなんとかプレーし続けている彼は「努力」や「夢」を信じなくなりました。
そんな彼がある日、歯が抜けた恋人の子供に「歯の妖精なんていない」と言った事から妖精の世界の怒りをかい、彼は妖精として二週間の奉仕する事に…。
といった、ファンタジーコメディな作品です。
「ウィッチ・マウンテン」をステップに本格的にアクションからファミリー映画へと再び舞台を移したドゥエイン(ザ・ロック)ジョンソン。
以前の「ゲームプラン」にもちょっと似たような内容な気がしますが、妖精の世界を事務的に描いた設定なんかが独特の世界観で笑わせてくれます。
フリフリのピンクの妖精姿など大分、新たなイメージを定着させようとする意欲が見てとれます。
ややお決まりなストーリーですが、見終わった後しばらくは心あたたまる作品。
子供達と一緒に見るのにも、家族や恋人と見て笑うのも良い作品です。
マッチョなドゥエインの情けなくも愛くるしい姿をご堪能あれ。