有名な、天才・山田風太郎が、中国の古典文学作品『金瓶梅』の世界をベースに、恐るべき想像力と構成力を駆使して綴った、本格ミステリ。
このお人は、とてもジャンルに限定などされない、日本エンタテイメント文壇が生んだ巨人なのです。
山田風太郎さんのミステリ作品としては、『太陽黒点』や『眼中の悪魔』などの評価も高いですが、小説としての完成度も含めて、私は『明治断頭台』と並んでこの『妖異金瓶梅』の面白さは白眉だと思ってます。
キャラクター、プロット、描写、エロス、そしてトリック。全てに於いて、類稀なる域に。
終盤には、思いもかけない大破局(カタストロフィ)が!
はい。
無論、忍法帖シリーズも抜群に面白いのです。
昔流行った作家、みたいな認識で居る方、そしてミステリファン、小説ファンの方!
極上のエンタテイメントを読まずしてこの世を去ることなかれ。なんてね。