今となっては、時を江戸時代(と思われる)に設定したコノ妖怪映画…着ぐるみオンパレードの-技術的には取るに足らない-特撮映画ですが、ガキの頃、弟や近所のガキどもとTVで見て、ニッポンの妖怪の大活躍に興奮しました。何しろ、強力な妖怪に対して、滅茶苦茶よわよわそ~でいいキャラしてる妖怪連中が知恵を振り絞りながらド根性でやっつける!シリーズ前作の暗い“妖怪百物語”に比べても、実に爽快感あふれる映画でした(後年、TVアニメの“ゲゲゲの鬼太郎”でも同じようなプロットがあったような気がします)。
この映画がTVで放映された当時ウルトラマンなどが流行ってましたが「結局、なんのかんのいっても必殺のスぺシウム光線でイチコロじゃねぇ~か!」てな展開に食傷気味だったこともあって、必殺技もないヨワヨワな妖怪たちがチームワークで怪物を倒す展開は非常に新鮮でした。
また、子供心にも「江戸時代は即ち時代劇・国内の出来事」みたいな固定観念もっていたのですが、この映画で登場する敵は、何と西洋出身(と言うかアラブ風か…)!この西洋(アラブ)VSニッポン大決戦と言うシークエンスにもしびれました。
なお、当時、子供向けの妖怪本も読んでましたが「何で、あの地味な妖怪がニッポン妖怪陣のリーダーなんだ!」(それ故、映画の上でいい味出してるんですが…)とつぶやいた思い出もあります。
ま、ニッポン妖怪連中の、それぞれに際立つキャラを味わい&楽しむだけでも観る価値があるかもしれません。