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最も参考になったカスタマーレビュー
18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
舞城世界炸裂,
By couno "おやじ" (千葉) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス) (新書)
芥川賞候補作品だったことをレビューを見て知ったが別にこれは芥川賞とらなくてよかったと思う。 そもそもあの賞は最近、何だこれは?という問いかけじみたものが多いし 受賞者に若い人が話が多いのも特徴的だけれど(話題性? 当てはまっているようで、なんか違う。なんとなくだけれど、 舞城は、こういう賞をとるような作家ではない気がする。 この人の話しは、一応文章としては最後に「?」をつける、問いかけ型だけど こちら側の思考能力を突破してるところがある上に、その問いかけには8割くらい舞城の答えができあがっていて 読者が考える余地がかなり少ない。 だけれど舞城の作る世界は堅牢にして柔軟。みっちりしているクセに外見スカスカに見える。軽い文体に読んで見てダマサレター と思いつつ楽しめる。 そんな魅力。舞城の世界に入り込みたい人が読む話だから 大衆向けの名前の大きい賞は似合わないと思う。というか、つりあわない。 だけれどこの本、愛をくどいくらいうたっているタイトルに負けず劣らず。 愛ってなんだ?と思った時、読んで見ると面白いと思う。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あるべき愛のかたち。,
By
レビュー対象商品: 好き好き大好き超愛してる。 (単行本)
デビュー時から読者の顔色を伺う事無く、独自の疾走を続けている舞城王太郎だが、その作品の根底には常に様々な形の「愛」が書かれている。タイトルからして直球勝負な今作は、愛ゆえの喜び苦しみをさらけ出していて、世界の縮図を、恋人たちの世界を覗き込んだ気持ちになる。 また、舞城自身の描いたカラーイラストも掲載されていて、より深く内容に引き込まれる気がした。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
舞城氏の本音。,
By
レビュー対象商品: 好き好き大好き超愛してる。 (単行本)
舞城氏の作品は全て読んでます。ぶっ飛んだ世界の中で放たれるコトバの数々、メチャクチャな暴力、性ばかりのストーリー支離滅裂な小説を書いている様で実はこの人が描いているのはもの凄くオーソドックスな愛を持つ世界。それがこの本の表題作、「好き好き〜」を読むとよく分かる。冒頭でイキナリ「愛は祈りだ。僕は祈る」なんて文で始まるのだけれど、これは舞城氏の本音ではないのだろうか。作中で、病気で死んでしまった彼女を想い小説家の主人公が「死」を小説の中で書くということについて自身に言及している場面がある。ここでも、安易に死を扱った小説(*セカチュウ)を意識しているであろう舞城氏自身の本音であるかのようなコトバが幾つもある。恋人が死んで嗚呼忘れられないなんてオキレイな純愛きどりの本がベストセラーになってしまう世の中に、自分なりのメッセージを送ったのだろうか、と思いました。まぁ物語としては少し物足りない感はあった。オムニバス形式で書かれていて、おもしろい話もあったけど、奈津川家サーガなどの作者の持味である勢いがなく、物語としては収録作「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」の方が完成されていたと思う。ただ、文壇も黙殺していたセカチュウのような純愛B級小説に対するアンチテーゼ、自分なりのメッセージを込めた舞城氏の意気込みは認めたいですね。※恋愛小説として読みたいのなら、短篇の「ピコーン!」(別本ですが…)のが私的にお薦め☆
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
舞城王太郎にしてはあっさり。(いい意味で)
装丁がなんだかなあって思ったんだけど、それは評価には入れてないです。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/26 投稿者: 蝙蝠傘
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