この巻は爽歌(さやか)の嫉妬とそれを越えてゆく二人の成長を描いた巻だと思います。
結構大事なところのネタばれになるので、読みたくない方は読まないでください。
ただ、この作品の魅力を伝えるシーンだと僕は思います。
爽歌の嫉妬のきっかけは、輝が天才女優、葵エリカ(中学生)にキスをされて、それを爽歌に見られたということです。
結論を言えば当然仲直りするのですが、そのとき泣きながら爽歌が言った言葉が心に響きました。
初めて会った時は言葉を交わせるだけで十分幸せだったのに、
いつのまにかこんなにも欲深くてぜいたくな人間になってしまいました。
鈴木くんをひとりじめしたいとか
誰にも触らせたくないとか
自分の中にこんな激しい感情があるなんて知らなかった…!!
恋をして、自分の中の激しい感情に気付いたこと…みなさんもあるのではないでしょうか。
僕は、激しい感情を持ったことも、激しい感情を受けたこともあるので、輝と爽歌の気持ちが本当によく分かりました。
そして、それをきっかけにお互いがどれだけさらに好きになったかを思い出させてくれる話で感動しました。
是非是非、読んでみてください!
(ちなみに最近の中学生はキスの1つや2つ、します。
講師の経験があり、直にいろいろな学校の中学生から聞いているので、間違いはないかと思います。
漫画なので行き過ぎた表現はあるでしょうが、
描写として現実視点から見たのであれば全く的外れではない、というのが僕の意見です。
池山田剛先生がどこまで調査をして描いているかは分かりませんが。)