第3巻では、爽歌を女として捉えはじめて動揺した輝が爽歌を突き放してしまいます。
輝は「爽歌を汚してしまう」という気持ちでしたが、爽歌から見ると原因が分からず嫌われたように思えてしまった。
そのわだかまりを拭うのがこの第4巻です!
場所は修学旅行の京都にて。
不良に絡まれて、輝が爽歌をかばうも怪我をして…という、よくあるあるな展開ですが、なんだか魅力的なんですよね。
ここまでが前半1/3くらいで、他に爽歌が風邪を引き、輝に看病してもらうという話もあります。
これもあるあるなんですが、熱でうなされて、爽歌が幼児化して可愛いこと可愛いこと。
最後にはちゃんとばっちり輝が決めてくれます。
そして、この作者、運動会ネタがやたら面白い!
運動会にて、輝と爽歌の二人三脚…いきなりこけて爽歌の胸を輝が触ってしまいます。
前コマの転倒からすると絶対に胸を触れる態勢じゃない、なんていうツッコミは無しです。
触ってしまったんです。
テンパり、はにかみ合ってレースそっちのけ。
気を取り直して、レース再開。しかし爽歌は先ほどの転倒で足を痛めたようで上手く走れない様子。
「鈴木くん、私を置いていってください。このままじゃ足手まといに…」
って、いやいやいや、二人三脚だっつーの。
心の中のツッコミと同時に、運動会のアナウンスが
「おいてくもなにも、えーとこれ二人三脚なんですけど…」と漫画内でツッコミを入れていてツボにはまりました(笑)
「お前一人を置いていけるか!」と輝が肩に爽歌を背負って、突っ走ります。
「何度も言うようですが、これ二人三脚なんですけど!」とアナウンスが。
当然失格ながら、そんなことは意にも介さず「順位なんかよりも星野のほうが大事だっての」とイチャイチャ。
アナウンスから「茶番です!」とツッコミが。
元気(バカ)&ラブラブを表現するのに運動会はベストですもんね。
切なくなるばっかじゃ疲れちゃうし、こういうのは魅力だなぁと思いました。
そして、こういうバカさがあるから切なさも引き立つと僕は思いました♪
他には、爽歌がトップランナーに成りきって徒競走に挑んだり、
忍が爽歌に化けて騎馬戦をしたりと…結果はコミックにてお読みください♪
多分ですが、すごくテンポが良いんだと思います。
ずっと険悪でドキドキさせられ続けるのも疲れますし、ずっとラブラブ過ぎると深みが無くなりますし。
その強弱、緩急の付け方が上手い、いや上手くなっているのかなぁと感じました。
あと、ダブルヒロイン制を取っているのもプラスに働いているように思います。
(第70話の構成は惚れ惚れしました!二つのカップルの話を上手く平行させて第三部への掛け橋としていたあの話はすごく好きです。)
ものすごく長いレビューになってしまいましたが、鈴木くんの魅力が詰まった第4巻だと思います。
面白いので是非読んでみてください。