登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
37 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
時間を止めて…,
By
レビュー対象商品: 好きだ、 [DVD] (DVD)
この映画の二人は17歳の瞬間から時を止めてしまったかの様だ。言葉ではなく相手の表情からでしか気持ちを読み取れない。社会に出て働いていてもどこか世俗から離れて生活しているような、独自の殻に閉じこもっているような内向的な日常風景。美しい空の景色が常に傍らに寄り添い、二人の孤独を内包する…随分遠回りしたけれど、止まっていた二人の時間が動き出し、それからの未来を優しく見つめるラストが良かった。宮崎あおいの演技が高く評価されているが、これは正に永作博美の素晴らしさに尽きる。当時20歳の宮崎に透明感は感じられても、幾多の涙や哀しみ、殺伐とした人生の荒涼感を演じた永作には適わないと思う。ことばにならない想いが何気ない「間」や表情から切ない位伝わってきて、そんな彼女を素手で真っすぐに受けとめようとする西島秀俊の真摯さが素敵だった。 17歳にではなく、時間を経た大人が観る方が気持ちを汲み取れる映画。
29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
4人の役者の演技のスゴサ(特に宮崎あおい),
By
レビュー対象商品: 好きだ、 [DVD] (DVD)
めちゃめちゃストレートな題名の恋愛映画だけれど、作品そのものは、非常に静かなトーンで、二人の男女が時を越え惹かれあっていくのを淡々と描いていきます。決して、世界のどこかで愛を叫んだりはしません。(笑) 「好きだ!!」ではなく、「好きだ、」というタイトルのニュアンスがこの映画を端的に物語っています。 前半は、17歳のユウの視点で、二人の淡い初恋を綴り、後半では、34歳になったヨースケの視点で、17年ぶりに再会したユウとの微妙な関係が語られます。とにかく間が多く、そして長いです。行間を読むというか、ヘタをすると、とても退屈な映画になってしまうところを、セリフではなく映像、演出で、何かしら感じさせる。 接写が多かったり、狙いすぎかなと思える演出もあったものの、田舎の素朴な情景と殺伐とした色の無い東京との対比も見事でした。 また、1〜2時間カメラを回し続けたり、台本が無かったりと、俳優の力量に負う演出もあったようで、4人の役者がそれに応えているのが素晴らしい。 宮崎あおいから永作博美へ、瑛太から西島秀俊へと、本来無理があるように思える17歳のときと34歳の現在。これがまったく違和感がなかったのは正直驚いた。
30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
17歳の君には、まだ判る映画ではない。,
By
レビュー対象商品: 好きだ、 [DVD] (DVD)
石川寛監督、渾身の恋愛映画の主人公たちの年齢は17歳と34歳。映画は一組のカップルの、この二つの季節を丹念に描いている。 とりあえずストーリーはベタでありきたり。 ワンシーンワンカットが長い上に展開が少なく退屈。 台詞が極端に少なく、文字通り言葉足らず。 それでも私はこの映画を「映画」として高く、高く評価したい。 恋愛映画にありがちなピーカンの青空ではなく 画面にはどんよりと曇ったくもり空が映し出される。 夕焼けや朝焼けではなく、暗闇の一歩手前の黄昏時が、 そして夜明け前の薄暗い早朝が映画の時間として選ばれ、 暗いライティングが二人の顔に翳を落とす。 恋愛映画の王道を真正面から裏切る情景。 しかしこの陰鬱な情景が、見事二人の心情を映し出す。 口に出せなかった言葉、秘めた相手への想い、 大人になってしまった17年の時を経て、なお堰を切る感情が、 菅野よう子の美しい旋律とともに ゆっくりと胸の底から浮かび上がる映像は、時間を 封じ込める映画というメディアだからできたことだろう。 だからこそラスト、雪道を歩く二人が、明るい光の下 初めて真に寄り添うことができたという結末は、 長いトンネルを抜けた時に似た清々しさと、 高揚感と、未来への希望を強烈に印象付ける。 大人だからこそ描ける、ピュアな感動。 17歳の君には、まだ判る映画ではない。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
染み渡る作品
1つ1つのシーンが長いです。 これを無駄だと感じるか、心地よく感じるかで 評価が分かれるのではないでしょうか。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ピ〜タン
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|