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好き、だからこそ
 
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好き、だからこそ [単行本]

小手鞠 るい
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

洋服を脱ぐのも、脱がされるのも、キスするのも、されるのも、もどかしかった。会いたかった。好きだった。好きで好きでたまらなかった。別れたあとも、片時も、忘れたことはなかった。だがら…、だからこそ。言えないことがある。二度と会えない人がいる。守らなければならないことがある―。抑えきれぬ想いとすべてを捧げる愛。涙なしに読めない本物の大人の愛のかたち。静かに、そして激しく本物の恋愛堪能小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小手鞠 るい
1956年岡山県生れ。同志社大学法学部卒業。93年に「おとぎ話」で「海燕」新人文学賞を受賞。95年、受賞作を含む単行本『玉手箱』でデビュー。2005年『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞を受賞。ニューヨーク州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 205ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/06)
  • ISBN-10: 4104371033
  • ISBN-13: 978-4104371037
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 698,792位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kazlove
形式:単行本
人を愛することの切なさ、苦しさ、愛おしさが胸に痛いほど響く本です。
今、まさに忘れられない人がいる人に読んでほしい。
私も心に秘めてずっと忘れられない人がいます。
忘れたほうがいいのか、でも忘れられない、と悩んでいる人はこの本の登場人物に
感情移入できると思います。
心が痛くなるくらいの愛する気持ち、味わってみてください。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
五感に訴える感覚的な描写は見事の一言です。静かな愛も、激しいラブシーンも、どちらもとても切なく描かれていて、胸に迫りました。一つ一つの作品の登場人物達がスピンオフして、他の作品にからんでいく形も連作小説として、うまく構成されていると思いました。他の作品で語られなかった部分が、別の作品で描かれていくので、作品と作品がからむことにより、切なさも、倍増していくます。ただ、ラストの「あなたへと続く道」は、連作小説として、まとめようとしすぎているのではないでしょうか。偶然的要素に思いっきり頼りすぎていて、少し残念に思いました。ということで、★がマイナス一個です。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 餅太郎 トップ1000レビュアー
形式:単行本
この小説には、
いくつもの歌に込めて主人公たちの気持ちがつづられています。
そのなかには出てこないのですが、
私は、竹内まりやの「駅」という歌を思い出しました。

この歌は、
「駅で、見覚えのあるレインコートの男性を見かけた」
という一節からはじまります。
そして、その一瞬の出来事に呼び覚まされた「感情」が、
いかに自分の心に残って離れないか、
ということが歌われています。

別れた人に似た人を見かけて、
「はっ」とするのは誰にでもあることだと思いますが、
それを歌詞にしたところに、
この歌が多くの人に歌われている理由の一つがあると思います。

この『好き、だからこそ』も、
「駅」と同じように、
おそらく誰にでも思い当たる「感情」を、
丹念に描いています。

冒頭、
電車のなかで主人公が、
乗っているはずのない人のことを
捜してしまうシーンなどは、
まさにそれに当たるでしょう。

ほれたはれた、もいいけれど、
感情の深いところで、
自分にも他人にも、
「忘れられない人がいる」、
ということを認めてあげるのもいいもんだと
思いました。
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