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好かれる方法 戦略的PRの発想 (新潮新書)
 
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好かれる方法 戦略的PRの発想 (新潮新書) [新書]

矢島 尚
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「真意が伝わらない」「好感度が低い」「知名度が上がらない」
……多くの企業や個人が抱えるこれらの問題は相手に原因があるわけではありま
せん。必要なのは自分から情報を戦略的に発信する「PR」の技術なのです。
自民党、キシリトール、タマちゃん等々、様々なブーム、騒動に携わったPR会
社のトップが伝える戦略的PRの発想法。ビジネスはもちろん、人間関係にも応
用できる知恵が詰まっています

内容(「BOOK」データベースより)

「真意が伝わらない」「好感度が低い」「知名度が上がらない」…多くの企業や個人が抱えるこれらの問題は、相手に原因があるわけではありません。必要なのは、自分から情報を戦略的に発信する「PR」の技術なのです。自民党、キシリトール、タマちゃん等々、様々なブーム、騒動に携わったPR会社のトップが伝える戦略的PRの発想法。ビジネスはもちろん、人間関係にも応用できる知恵が詰まっています。

登録情報

  • 新書: 192ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/9/15)
  • ISBN-10: 410610184X
  • ISBN-13: 978-4106101847
  • 発売日: 2006/9/15
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
個人的には、広告とPRの違いがよくわかっていなかったので、実際の事例を見ながらPR戦略について知ることはとても興味深かったです。「商品が持つ魅力をアピールする」だけでなく、何かが起こった場合のマスコミ対処法まできちんとトレーニングされているんですね。

ただ、帯にある「ビジネスはもちろん、人間関係にも応用できるヒントと示唆に満ちた一冊」というコピーはちょっと違うかなという気がします。どちらかと言えば、「PRとはどういうものかを知りたい人」、「これからブランド戦略を打ち出していきたい企業」向けの本ではないでしょうか。
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
本書の著者は、昨年の総選挙で自民党圧勝の仕掛けを作ったことで一躍有名になったPR会社の社長だ。著者曰く、カボチャを馬車にはできないが、煤けた美人の煤を拭いて本来の美人を見せることは出来る、とか。私はここで著者の言う「働きかける対象」、すなわち取材する立場だが、同社の選挙イメージ戦術に踊らされ、「コミュニケーションを変えた自民」的な報道を量産してしまった愚か者の一人として、反省しきりに読んだ。

読んでいて、いちいち腹が立つ。書いていることが記者にとって実に痛い点を突いているからだ。記者にとってノウハウの根幹とも言える「ニュース価値」や「報道内容のストーリー」まで彼ら自身で作り、「こうすれば取り上げてくれますよ」などとアドバイスしているそうだ。こうして記者は踊らされているのかと感じた。中でも新生シーガイアのPRには驚かされた。スパリゾートとしての売り出し方に加え、ビジネス誌向けに「一度つぶれたリゾートが外資の力で再生」というストーリーで売り込んだという。だが、相手は駄目だった部分も晒さなければならないので、取材を受けてくれづらいのだが、マスコミは読者受けする復活ストーリーは大好きだし、「外資」という言葉に魅力がある。それを分かって、あえて過去のマイナスをさらけ出して取材を受けるのだから大したものだ。

PR会社は良い所をさらによく見せるとはいうものの、記者とは本来、世間で0からニュースを拾い上げてこなくてはいけないが、彼らの「活躍」によって、本来取り上げるべき物が取り上げられなくなっているのではないか、という懸念は感じた。PR会社に乗っかった取材は楽ではあるが、記者の本来持つべきノウハウを失わせる。という意味で、記者にとってPR上手が増えるというのは決して好ましくはない。が、メディア向けに情報を発信しようとするすべての人にとって、全体として、自社の宣伝臭はあるが、本書はかなり役に立つと言える。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
簡単に言うと、企業や団体がイメージアップをはかるために、マスコミをいかにうまく利用するかを解説した本である。

「好かれる方法」とは上手いタイトルをつけたものだ。私たちは、ある企業に対して好悪の感情を持つことがあるが、そこの製品が好きだという以外では、やはりマスコミから得られた情報を元にしていることが多いのではないだろうか。もし企業がうまくマスコミを利用していたら、私たちも同様にうまく利用されていることになる。つまり、イメージ操作されているのはマスコミというより、マスコミに多くの影響を受ける私たちである。

「自分たちを愛してください」などということは、そのまま口に出したらそれこそ不遜きわまりない主張である。しかし、PRとはそういうことだと著者は断言する。テレビCMで、最近、「○○さん、ありがとう」と登場人物にその企業を感謝させるものをけっこう目にするが、このタイプのCMなどもそういった「自分たちを愛してください」戦略の最たるものだろう。個人的にはあざとくて嫌いなのだが、そういったパターンが多いと言うことは、それなりに視聴者に好印象を与える効果があるということなのだろう。

本書の印象もそれに近いものを感じる。ようするに、ちょっと辛辣に言うと、著者のPR会社がいかに業績を上げてきたかの自慢話である。ただ、それが一見、不愉快に感じないのは、著者があくまで低姿勢に徹し、自らを謙虚に見せるのに成功しているからである。著者は著者の企業のPRに大成功している。さすがはプロである。この著者が歯に着せぬ人なら、「マスコミなんて馬鹿なんだから、宣伝にカネをつぎ込むより、大いにマスコミを利用して儲けましょう」なんて言うところかもしれない。本書の主張をわかりやすく言うと、そういうことだと思う。本書は著者のPR会社をPRするための本であり、その試みはみごとに成功している。

謙虚に見せるというのは、PRの本質の一部になっているようだ。著者は第4章で危機管理について述べているが、そこで大切なのは当事者がいかに謙虚さを演出するかということで一貫している。著者は直接的には述べていないようだが、PR戦術としてそれがいかに武器になるかを体得したのではないだろうか。本書の内容より、その書き方こそが勉強になる、と言えないことはない。ただし、そのノウハウは直接には解説してくれていない。
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