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女脳文学特講―芙美子・翠・晶子・らいてう・野枝・弥生子・みすゞ
 
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女脳文学特講―芙美子・翠・晶子・らいてう・野枝・弥生子・みすゞ [単行本]

山下 聖美
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

明治・大正・昭和の激動の時代を、熱く、ひたむきに、やさしく、おおらかに、誇り高く生き抜いた、日本近代文学史・思想史に名を刻む女性たちの生きざまが鮮やかに甦る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山下 聖美
文芸研究家。1972年生まれ。日本女子大学文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了。博士(芸術学)。現在、日本大学芸術学部文芸学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 207ページ
  • 出版社: 三省堂 (2011/08)
  • ISBN-10: 4385365652
  • ISBN-13: 978-4385365657
  • 発売日: 2011/08
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 「女脳」から探る、女性による文学の入門書, 2011/10/16
レビュー対象商品: 女脳文学特講―芙美子・翠・晶子・らいてう・野枝・弥生子・みすゞ (単行本)
女性でも女脳でもなく、「女脳」(ジョノウ)。これが本書のキーワードである。

という簡潔な一文で始まります。

林芙美子、尾崎翠、与謝野晶子、平塚らいてう、伊藤野枝、野上弥生子、金子みすず
の七人を解説しているものですが、従来の「女流」「女性作家」という見方ではなく、にじみ出た女の部分である「女脳」に焦点を当てて、彼女たちの「女」をとらえた解説をしています。

一章につき、一人の作家が紹介されており、テーマごとにテンポよく解説されています。
たとえば林芙美子の章では
・〈共鳴〉する舞台
・放浪生活のはじまり
・神様コンチクショウ
・生きるということの真実
・食べたいときは食べたいと書く
・体臭のモンタージュ
・庶民目線で書き続ける
・大空をゆく鷲のように
というキャッチが付けられており、芙美子の生い立ちや世界観、女性らしい五感などが作品の引用とともに紹介されています。

表紙からも分かるように堅苦しい解説書ではなく、読み物に近い内容で、激動の時代を生きた「女」たちの魅力を知ることが出来ました。
難しい用語がない丁寧な解説はとても分かりやすく、これぞ入門書といえるでしょう。

この本の中で取り上げられた作品を是非読みたいと思い、また既読の作品ももう一度読みたくなりました。
前菜であり、同時にデザートでもあるような一冊で、表紙の色とは裏腹に胃に優しい本です。
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