この8巻の刊行をもって、コミックス版『女神異聞録ペルソナ』の完結。
新装版は、本編については旧版とほぼ同じ内容で(一部描き直しあり)、カバー絵・あとがきなどが描き下ろしとなっています。
新装版1巻の刊行時より、評価が上がった理由は、今までの描き下ろしの内容につきます。
連載開始時は雑誌購読をしていましたが、旧版最終巻が刊行された頃には、単行本派になっており、打ち切りについての詳細を知らずにいました。
今回の新装版で、上田先生が連載当時を振り返り語って下さったことにより、突然の打ち切り通知、単行本は描き下ろしをプラスして完結となったことなど、当時の状況を少しでも知ることができたのは良かったです。
カバー絵が各巻「主人公と仲間1人」という構図なので、全てのキャラクターにスポットライトが当たっていることがファンには嬉しく、また、旧版完結後に新規イラストをたくさん見れたことも良かったです。
価格にはどうしても不満があり、さらに欲を言ってしまうと「スーパーコミック劇場」に掲載されていた、短編も収録して欲しかったのですが、PSP移植を機会に復刊され、新たなファンの方に読んで頂けるのは、原作ゲームファン・上田先生ファンとしても嬉しいことでした。
復刊、ありがとうございました!
<短編について>
旧版と同じエニックスから出版されたアンソロジー集で、当時の『Gファンタジー』に連載していた、プロ作家さん達の描き下ろし短編が収録されていました。
上田先生の作品は、主人公が毎回、振り切れたギャグに走ります。
タッチは本編と同じなので、もの凄いギャップを感じますが、その部分も含めて私は大好きです。