出生に自分でも知らされていない秘密がある司祭のミーナ。赴任先のグメーラは魔による怪異の多い土地で、司祭も居つかない。領主の伯爵は人当たりのよさそうな青年貴族だけれども、彼にも隠された秘密があるようで…。
主人公のミーナは生まれた時にそこに捨てられていたため、生粋の教団育ち。出生の秘密を教えてもらうべく若くして本庁のエリート司祭となり、この地へやってきました。グメーラに関わって欲しくない領主のグメーラ伯ナリスフレイが脅しても賺しても、そう簡単には帰れない。そんな時に、領地の村で怪異が起き、事件を通して伯爵家の秘密を知ることになっていきます。
読む前からサブタイトル見て、思いっきり「一人二役なんだろうな」と…。まあ、思った通りとも、そうとは言い切れないとも言えそうです。こういうのも二重人格と言うのだろうか?。
昼のナリスフレイと夜のレイヴェン。伯爵家家令のファランド。一癖も二癖もある彼らと渡り合う?ミーナ。ミーナの応酬が見ていて気持ちいいです。そしてそんなミーナにやりこめられたり興味をもってしまう昼と夜の二人。ナリスフレイは青年貴族然としていますが、やはり心に抱えるものがあり、レイヴェンはいろいろな意味で危険をはらんでいます。
この巻ではまだまだ、ミーナの知りたい出生の謎はわかりません。魔物の怪物(バスコイ)のギーもどうしてミーナを守っているのか。
そして聖職者であるミーナに、二人?がどう絡んでくるのか(なにせ女神の娘の恋歌、なのだから)、既に多少張り合っているようで、これからの展開に期待しています(笑)。
早く次が読みたいです。