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女神のタクト 単行本 – 2011/10/27

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商品の説明

内容紹介

進め、前へ。音楽は魂だ!
お待たせしました! 『盤上のアルファ』の塩田武士、今度の舞台はオーケストラ!!

職と男を同時になくしつつもただでは起き上がらない女、矢吹明菜。
パワフルな“女神”が弱小楽団で出会った音楽の奇跡、そして、恋。

どう見てもたよりない指揮者と、あまりに濃いメンバー。
偶然、オルケストラ神戸に足を踏み入れた明菜だが、そこで封印していた「音楽」への思いを呼びさまされ――。
笑いがいつしか感動になる、猪突猛進・情熱物語!

『あんたも若い女、若い女って厚かましいなぁ。もう30回ってるやろ』
『黙れパンチパーマっ。これ以上年のこと言うと本気出すわよ』

この時、この場所でしか聴くことのできない音楽がある――

内容(「BOOK」データベースより)

どう見てもたよりない指揮者と、あまりに濃いメンバー。偶然、オルケストラ神戸に足を踏み入れた明菜だが、そこで封印していた「音楽」への思いを呼びさまされ―。笑いがいつしか感動になる、猪突猛進・情熱物語。

登録情報

  • 単行本: 290ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/10/27)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062173220
  • ISBN-13: 978-4062173223
  • 発売日: 2011/10/27
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 りょう 投稿日 2011/11/14
形式: 単行本
友人がオケでやっていましたが、音大からオーケストラに
入れてもその後も全国行脚のような日程とか聞くと大変な
世界だなと思っていました。

この作品では、あるオケに天才的な指揮者が入って演奏会を
開くという物語です。

初めて指揮者と楽団員が出会うとき、お互いに相手の力量を
はかり探っていき、信頼ができないとき ふたつはどうなる
のか。。。

表紙の女神は、長年勤めた会社を辞めて放浪していた女性。
彼女は海辺で老人に出会います。たわいもない会話から話は進みます。

そんな序章から軽快な会話は読者を笑わせてくれつつ世界に
引き込んでくれます。最後に進むにつれて 最初乱れていた
オーケストラの音も物語の展開も 高みを目指していきます。

演奏会もままならないオーケストラ、そこに新しく加わる
指揮者、そして女性は 女神になれるのか。。。

最後にそっと本を閉じたときに、ほんわりした気持ちになれます。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 があ 投稿日 2013/9/14
形式: 単行本
"「人生最後のコンサートか……」
「そんな人間が上手い演奏なんか期待してないよ。私だったら、粗削りでも思い切り魂をぶつけてくるオケが聴きたいな」"

『職』と『男』を同時に失った30歳の明菜。
傷心旅行気取って、昔の友人と同じ名前の舞子駅で降りた場所でであったのは、青い和服姿で綺麗に背筋の伸びた老人だった。
「京都に一人、やっかいな男がいる。そいつを神戸に連れて来たら成功報酬をやろう」

弱小楽団・オルケストラ神戸に頼りない指揮者を連れてくることになった明菜は、偶然が重なって自身が封印していた「音楽」への思いを呼び覚まされることになる。

関西人の著者らしい言葉の遊び方が楽しい一冊。
運営費を持ち逃げされ、2か月先のクリスマス公演の目処さえ立たない楽団を豪快に引っ張っていく明菜の豪快さを楽しみながら、ラストで繋がる「人の縁」にホロッとさせられます。

クラシックを題材に、音楽と人とで魅せる作品なのですが、クリスマス公演までの2ヶ月半が急ぎ足すぎてさらっと流れ読みになってしまった気がします。
TVドラマ向きといった感じですが、楽団のメンバーの絡み方が中途半端でもったいないなぁ。
嫌いな作品ではないので、他の作品も読んでみようかな。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 Psyco 投稿日 2012/2/18
形式: 単行本
とにかくヒロインが格好いいなあ!と思いました。
ストーリー関して言えばご都合主義な展開なのですが、
なんといってもキャラや会話のテンポがよく、ホロリとしてしまう場面もあって、
気にならずに楽しく読めました。
ラストの録音メッセージは胸に迫りました。
前向きになれる、素敵なオーケストラ小説だと思います☆
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 東の閑人 VINE メンバー 投稿日 2011/11/28
形式: 単行本
会話はほとんど関西弁。気に入らないと暴力に訴える女と、とらえどころのない飄々とした老人。内股で歩く引きこもり指揮者に小柄でパンチパーマという変な男が事務局長・・・とどめは・・・楽団名がオルケストラ神戸なんて・・・タンゴ楽団か???

登場人物その他・・・全てが実に胡散臭いんです。(笑)

実際読んでみると話の展開もかなり乱暴。悪口雑言と暴力を伴ったドタバタ喜劇風の小説と言い切ってもOKという雰囲気です。

ところが、「笑いがいつか感動になる」という宣伝文句のように、後半では徐々に真面目な側面が見えてきて・・・過去の憂いを断ち切って笑顔を取り戻すというような・・・結構感動的な結末になってますよ。

そもそも、表紙の裏には見開きで楽譜が載っています。これは何だ?と思って良く見ると・・・どうやらピアノ協奏曲の楽譜???なるほど・・・意外と本格的な面もあると分ります。そして、読み進むと楽譜の曲・・・ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が出てきます・・・。

ドタバタ喜劇の形はとっていても、楽曲は真面目に取りあげているんですね。エルガーやベートーヴェン、ラフマニノフに石川さゆり・・・とか。(笑)どれもそれなりに意味があり、登場人物も同様に音楽的な面での役割をしっかりと果たす展開になっています。
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