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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
なぜ人を殺してはいけないのか,
By m_ruthe (茨城県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫) (文庫)
ミチルとロイディの2人が迷い込んだ、百年間も孤立していた小さな街のお話。そこで起きた殺人事件の真相を探ろうとミチルは躍起になるが、この街の人は見て見ぬふりをしようとする。そして、この事件はミチルの過去ともリンクしてくる。トリックやその真相は、特別驚くほどのものではない。でも、展開が速くてぐんぐんと引き込まれていく。しかし、ふと立ち止まらされる箇所がある。それは、なぜ人を殺してはいけないのか、そして人が人を罰することは出来るのか、という疑問だ。善良な人々だけで構成されている法律の無い街で、どのように秩序が成り立っていくのか。そこで殺人事件がおきたときに、それをどう処理すればよいのか。なぜいけないのか、どう罰すればよいのか。著者の思いは一応本文中に書かれているが、この問いに対する答えは千差万別だろう。 この本は、SF・ミステリィ・サイエンス・哲学、この全てであり、またちがうかもしれない。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
特殊な設定によりより際立つ日常の???,
By
レビュー対象商品: 女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (幻冬舎文庫) (文庫)
森氏のファンであればまず間違いなくお気に入りの一冊となると思います。森氏のファンでなくても例えば村上龍の『五分後の世界』、またそれに続く『ヒュウガウィルス』等のファンであれば間違いなく読んで損のない作品であろうかと思います。日常生きている世界とは異なる概念が支配する世界が舞台ですが、その相違により逆説的に際立つ現代が抱える問題の本質が描かれていると思います。
5つ星のうち 4.0
森,
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レビュー対象商品: 女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫) (文庫)
森ワールド健在。本格に主眼があるにしてもファンタジックな微炭酸的世界構築も彼の信条かも知れない。詩的な部分も在りで、主人公の淡い気持ち、葛藤に考えさせられる作品。すらすら読めるのもいい。
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